『アイビィ』
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ホルマジオがガツガツとブーツを鳴らしながら入ってきた。
「お腹空いてる?焼きたてのうちに食べちゃいなよ」
遠慮なく、と手を伸ばすホルマジオにもコーヒーを入れる。
「食ったら行かなきゃならないんだけどよぉ~、あー!何だよさっきからブーツの中に小石が」
「汚いなー!食べてる最中にやめてよ」
ホルマジオは構わずブーツを脱いでひっくり返すと、中からは石ではなく小さなネジ。
「何のネジ?」
「さぁ?」
ホルマジオはネジをテーブルの隅に置き、少し冷めたコーヒーを流し込むと来たときと同じ靴音を鳴らしながら出て行った。
「ここにあったのか」
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