『3104丁目、クイズ』
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煙草と蚊取り線香のヤニで変色した網の向こうから、古い扇風機が弱々しい風を全員に吹きかける。
もう丸い頭が自分の方を向くたび、ビヨビヨした声で「あ゛~~~」とか「我々ハ宇宙人ダ~~~」とか言うのも飽ききっていた。
緩んだ全身の筋肉を畳の上に投げ出したまま、ホルマジオが口を開いた。
「……クイズ、しねぇ?」
「「はぁぁ??」」
小学生の暇つぶし並の提案に、イルーゾォとギアッチョが面倒くさそうな声をあげる。
ペッシは氷の溶けきった麦茶を飲み込んでから、同じようにだらけきったトーンで「えぇ~~」と続ける。
「いいじゃあねぇか、な。じゃ、まずオレから。
動物のお医者さん。
ゾウが耳鼻科でタヌキが内科。
では歯医者は? 」
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