『3104丁目・VS』
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───ピィイン、ポォウゥ……ン。
あのあと、あらゆる宗教を(ウィキペディアで)調べた。
今日は、今日こそは負けてなるものか。
……
…………
……………
留守なら留守でいいか。
そう思っていると、上から「はぁ~い」と声がした。
「!!」
見上げると、物干しの手摺りに干した布団をパンパン叩く男性。
手に握られているのは、とても布団たたきには見えないSM用の、平たいゴム鞭。
そして二日ほど前に酷く気持ちのい…
……悪い目に遭わされた変態さんが、布団と同じ二つ折りになって手摺りに引っかかっている。
「ごめんなさいねェ、いま行くから~!ソルベぇ、お客様お願い」
「あら、ちょっと待ってもらってちょうだい!このメール送ったらスグ行くわね」
布団と、変態さんの尻を交互にひっ叩くオネェ言葉の男性に、つうっと血の気が引いていった。
「すみません、どうやらお伺いするお宅を間違えちゃったミタイデス☆」
拳でコツンとこめかみを叩き、僕はテヘッと舌を出して……
出来るだけ不自然な動きに見えないように、逃げた。
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