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日刊短歌(2023年 その1)

*4月19日 お題【ランチ】(『土曜のランチ』より)

君と行く土曜のランチ 夏草の仮初に触れし手のほとぼりよ

秋草の靴の結び目解く君 土曜のランチ 装い新たに

吐く息の白 降る雪の白さえも溶かす心に 土曜のランチ

あらたまの年また一つ巡りけり 土曜のランチ変わらずもがな

久方の空の青さに春心 土曜のランチ 君と語れば

久方の雨は降れども晴る心 土曜のランチ 一つ傘差し

あらたまの月こそ昇れ 君の声 土曜のランチ 心ゆくまで
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