日刊短歌(2023年 その2)
*7月11日 お題【夜明け】
暗闇の中を動かず目を瞑り迷いし心に暁来たり
今まではひとりで過ごしていたからか あなたが愛しい新たな夜明け
悲しみを夜に隠して幾筋も流れた涙が朝陽にきらり
さっきまで真夜中だったと思ったが空が明るい 時間よ止まれ
午前四時 空は昼間と同じ色 真夏の夜の短さを知る
暗闇の中を動かず目を瞑り迷いし心に暁来たり
今まではひとりで過ごしていたからか あなたが愛しい新たな夜明け
悲しみを夜に隠して幾筋も流れた涙が朝陽にきらり
さっきまで真夜中だったと思ったが空が明るい 時間よ止まれ
午前四時 空は昼間と同じ色 真夏の夜の短さを知る