詞
独り途
桜がひらりと舞い落ちるかの如く
刹那をとらえた此路(こころ)は独り途(みち)
行く先を見失い途方に暮れた朝(あした)を
振り払うかの様に鉄(くろがね)に力を込めた
嗚呼 哀しい哉
過ぎ行く季(とき)に吐息を吹き掛けて
雫石(しずく)に映る己の姿と描く未来の相違を
悉く見詰めるのみなのだから……
桜がひらりと舞い落ちるかの如く
刹那をとらえた此路(こころ)は独り途(みち)
二羽の鳥が囀ずる 翔び発ち宵(よる)が過ぎれば
月(ひかり)にて輝ける兎(あこがれ)の儚さを知る
嗚呼 侘しい哉
去り逝く音(こえ)に叫びを投げ掛けて
眼滴(なみだ)に流れる己の嘘(よわさ)とその過去との相違を
悉く競べるのみなのだから……
桜がひらりと舞い落ちる瞬間に
彼方をさがした此路(こころ)は独り途(みち)
揺れ動く路は此所に在る
華の鮮やかさを知ってしまった
桜がひらりと舞い落ちるかの如く
刹那をとらえた此路(こころ)は独り途(みち)
桜がひらりと舞い落ちるかの如く
刹那をとらえた此路(こころ)は独り途(みち)
行く先を見失い途方に暮れた朝(あした)を
振り払うかの様に鉄(くろがね)に力を込めた
嗚呼 哀しい哉
過ぎ行く季(とき)に吐息を吹き掛けて
雫石(しずく)に映る己の姿と描く未来の相違を
悉く見詰めるのみなのだから……
桜がひらりと舞い落ちるかの如く
刹那をとらえた此路(こころ)は独り途(みち)
二羽の鳥が囀ずる 翔び発ち宵(よる)が過ぎれば
月(ひかり)にて輝ける兎(あこがれ)の儚さを知る
嗚呼 侘しい哉
去り逝く音(こえ)に叫びを投げ掛けて
眼滴(なみだ)に流れる己の嘘(よわさ)とその過去との相違を
悉く競べるのみなのだから……
桜がひらりと舞い落ちる瞬間に
彼方をさがした此路(こころ)は独り途(みち)
揺れ動く路は此所に在る
華の鮮やかさを知ってしまった
桜がひらりと舞い落ちるかの如く
刹那をとらえた此路(こころ)は独り途(みち)