このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

日刊短歌(2023年 その1)

*6月1日 お題【看病】

病床に伏した私に母の手が触れた温度を夢に見る春

友からの応援メールを受け取りて明日こそはと早めに眠る

はいどうぞ、とっておきよと君は言い 雑炊スープを枕元に置き

ただ一人痛みに耐えて夜になり 無為という字が脳裏をよぎる

特段に心配というわけじゃなく君なしの日が退屈なんだ
63/100ページ
スキ