短歌
いまいちど時の刻みを確かめていざ行かんとす 新たなる地へ
漕ぎ出でて無名の舟が海を往く 戻れはせぬと宙見上げつつ
夜の闇にぽっかり浮かぶ三日月の陰から見える淡き星かな
変わり行く時の知らせに鳴く鳥の白さを見ては空飛ぶ心地
気が付けば辺りには青そして黒 暗さの中で赤目輝く
ひさかたの雨はふりつつすぐる春 さめてみる夢寝て知る現
時を告ぐ声に目覚めた夏休み 何時までも寝ている冬休み
僕を知る人の少なさよりも 君を知る人の多さに驚く
漕ぎ出でて無名の舟が海を往く 戻れはせぬと宙見上げつつ
夜の闇にぽっかり浮かぶ三日月の陰から見える淡き星かな
変わり行く時の知らせに鳴く鳥の白さを見ては空飛ぶ心地
気が付けば辺りには青そして黒 暗さの中で赤目輝く
ひさかたの雨はふりつつすぐる春 さめてみる夢寝て知る現
時を告ぐ声に目覚めた夏休み 何時までも寝ている冬休み
僕を知る人の少なさよりも 君を知る人の多さに驚く