本編
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「あとがきコーナー! この度は読んでいただきありがとうございました」
「僕からもお礼申し上げます」
「ここから先はわたしたちがメタメタに物語の経緯とか設定を話すだけだよ!」
「そういった類のものが苦手な方はご注意くださいね」
* * *
「しかし、なんで相手が僕なんだって思われそうですよね。ノボリさんとクダリさんならともかく、マイナーすぎやしませんか」
「アハハ、あのねー、ノボリとクダリが相手の話はね、一応設定だけはできてるんだ。でもねでもね、話がまとまらないんだって」
「所謂、広げた風呂敷が畳めない状態ですか」
「そんな感じー」
「おふたりにはすでに彼女がいる風に描写されてましたもんね」
「そうそう。ノボリは『旅をしている彼女』、クダリは『整備士の彼女』っていう風に出てきたでしょ。それぞれ手持ちポケモンもちゃんと決まってるんだよ! しかもわたしたちの話より事細かく! それでね、順番的にはノボリ→クダリ→ジャッキーっていう風に設定ができたんだけど、なぜか一番早く書きあがったのがこの『ゴーストタイプな彼女』なんだ。時系列的にもこの話が最後なのに。わたし視点じゃなくてジャッキー視点プラスαだったから書きやすかったのかな?」
「なんで相手が僕で話も僕視点なのか、とか、相棒ポケモンが僕ならばフローゼル、ナナシさんならムンナ/ムシャーナとシママなのか、とか、何か理由があるんですか?」
「ジャッキーが相手なのはね、ジャッキーがギアステーションから出たことないっていうセリフが話に使えそうだと思ったからだよ! それでね、ここから出られない人と一緒にいるにはどうすればいいか考えた結果、わたしが地縛霊みたいな感じで外に出ていけない幽霊になったんだ。あとジャッキー自体幽霊っぽいし」
「ひどい言いよう……」
「それで、視点がジャッキープラスαなのは、わたし視点で書いちゃうとただ単純に話がおかしくなっちゃうからだよ! 地の文まで普段の話し方に似せたらすっごくバカっぽいし、だからって落ち着いた文で書くとギャップがひどいし。それに、他の人視点だったら、わたしが本当はどんな人なのかとか、どんなことについて悩んでいるのかとかわからないしちょうどいいかなって」
「確かに、僕から見ればただの子どもっぽい女の子でしたからね。しかも幽霊らしくないし」
「ひどいー! それからね、相棒ポケモンだけど、このサイトの方針では基本的にその鉄道員が戦闘で一番最初に出した子を選んでるよ。だからジャッキーはフローゼルなんだ。それでね、わたしの仲良しポケモンがムンナだったのは、夢をモチーフにした話があるからだよ。最初はただぼんやりとエスパータイプがいいなって思ってたらしくて、ムンナとユニランで迷ってたんだけど、モチーフにした隠れ穴のある5番道路に出現しなくて、夢に関係するムンナの方が話に合っているかなってなったんだ。本当なら出てこないポケモンが住んでいるのって、なんか特別な感じがしない? するよね?」
「まあ、そうですね。シママの方はどんな理由があるんですか?」
「あのねー、基本的に主人公には住んでいるところの近所にいるポケモンやその地方特有のポケモンを使ってほしいんだ。だけど、わたし幽霊な上にギアステーションから出ていけないでしょ? だからせめて実家があるフキヨセの近くに出現するシママに登場してもらったんだ。それにでんきタイプのポケモンって、ばちばち、びりびり、みたいに表現しやすいしね」
「実家がフキヨセっていう描写はありましたけど、ライモン出身じゃなくてフキヨセ出身にする必要ってありました?」
「あのね、友達になりたいポケモンがいるんだ。せっかく人間になれたし、その話もできたらいいなあ」
「そうなんですね。あとは……そうですね。ナナシさんはやたらと年齢を強調する言い方をしていましたが、何か意味があったんですか?」
「あれはね、別にこの話自体ではわたしの年齢なんてなんの問題もないんだけど、ノボリとクダリの彼女の設定がすごく若いんだよ。少女と大人の恋みたいな。そんな職員が何人もいたら『ギアステーションにはロリコンしかいない』みたいになりかねないでしょ。ここの管理人ね、意識しないとどうしても10代半ばくらいの主人公で話を作っちゃうんだ。だから、できるだけジャッキーと年齢が近くなるように設定したんだ。でも、わたしの振る舞いが20代に見えないから19歳止まり」
「まあ確かに……職員たちの年齢って決まってたんですか?」
「だいたいだけど、ジャッキーとジャッジが20代前半、カズマサ・シンゲンが20代半ば、ラムセス・トトメス・キャメロンも20代半ばだけどカズマサたちと比べるとちょっと上で、ノボリとクダリが20代後半、クラウドが20代後半から30代前半くらい。あ、ジャッキーとジャッジだと、ジャッジの方が少しだけ年上なんだ」
「それも何か意味あるんですか?」
「ジャッジに対して勝手にライバル意識持ってもらいたかったから」
「そうですか」
「ええー反応薄い」
「そう言えばシンゲンさんとトトメスさんって名前しか出てませんよね」
「あれは別にふたりのことが嫌いだからとかじゃないよ。ただキャメロンとシンゲンが同時に出るとカタカナばっかりで読みにくくなるし、ラムセスとトトメスも雰囲気似てるからこの話ではお休みしてもらっただけ。一応ね、キャメロンとトトメスが軟派でシンゲンとラムセスが硬派っていう設定があるんだ。あんまり機能してないけど」
「キャメロンさんが軟派なのはなんとなくわかりますが、ラムセスさんって硬派ですか? 結構僕のことからかってきましたけど」
「トトメスだったらきっと、もっと押せ押せどんどんだから。たぶん。わかんない」
「雑に投げないでください」
「ねえねえねえ、わたしが幽霊になった理由ってギアステーションから出られないっていうのもあるんだけど、もうひとつ理由があるんだ。しかもこっちが本命ね」
「はあ、どんな理由ですか」
「わたしに言わせたいセリフがあったからだよ! なんだと思う?」
「『人と触れ合える体になれますように』ですか?」
「残念! 正解は『ある日突然ぽっくり成仏しちゃうかも』だよ」
「ずいぶんひどい理由で幽霊にされましたね」
「アハハ! 笑っちゃうよねー。なんかね、これから出てくるお話でも、言わせたいセリフがあって、それに合わせた設定になった子が出てくるから、こうやってあとがきでネタバラシするかもね」
「あとがきなのになんだか長くなっちゃった」
「ここまで読んでいただきありがとうございました」
「どこかのお話でゲスト出演したいなー」
「僕たちよりも時系列が後のお話が出てくるまで出番なしですね」
「ノボリとクダリだと、わたしたちより2年前のお話なんだよなー残念」
「僕からもお礼申し上げます」
「ここから先はわたしたちがメタメタに物語の経緯とか設定を話すだけだよ!」
「そういった類のものが苦手な方はご注意くださいね」
* * *
「しかし、なんで相手が僕なんだって思われそうですよね。ノボリさんとクダリさんならともかく、マイナーすぎやしませんか」
「アハハ、あのねー、ノボリとクダリが相手の話はね、一応設定だけはできてるんだ。でもねでもね、話がまとまらないんだって」
「所謂、広げた風呂敷が畳めない状態ですか」
「そんな感じー」
「おふたりにはすでに彼女がいる風に描写されてましたもんね」
「そうそう。ノボリは『旅をしている彼女』、クダリは『整備士の彼女』っていう風に出てきたでしょ。それぞれ手持ちポケモンもちゃんと決まってるんだよ! しかもわたしたちの話より事細かく! それでね、順番的にはノボリ→クダリ→ジャッキーっていう風に設定ができたんだけど、なぜか一番早く書きあがったのがこの『ゴーストタイプな彼女』なんだ。時系列的にもこの話が最後なのに。わたし視点じゃなくてジャッキー視点プラスαだったから書きやすかったのかな?」
「なんで相手が僕で話も僕視点なのか、とか、相棒ポケモンが僕ならばフローゼル、ナナシさんならムンナ/ムシャーナとシママなのか、とか、何か理由があるんですか?」
「ジャッキーが相手なのはね、ジャッキーがギアステーションから出たことないっていうセリフが話に使えそうだと思ったからだよ! それでね、ここから出られない人と一緒にいるにはどうすればいいか考えた結果、わたしが地縛霊みたいな感じで外に出ていけない幽霊になったんだ。あとジャッキー自体幽霊っぽいし」
「ひどい言いよう……」
「それで、視点がジャッキープラスαなのは、わたし視点で書いちゃうとただ単純に話がおかしくなっちゃうからだよ! 地の文まで普段の話し方に似せたらすっごくバカっぽいし、だからって落ち着いた文で書くとギャップがひどいし。それに、他の人視点だったら、わたしが本当はどんな人なのかとか、どんなことについて悩んでいるのかとかわからないしちょうどいいかなって」
「確かに、僕から見ればただの子どもっぽい女の子でしたからね。しかも幽霊らしくないし」
「ひどいー! それからね、相棒ポケモンだけど、このサイトの方針では基本的にその鉄道員が戦闘で一番最初に出した子を選んでるよ。だからジャッキーはフローゼルなんだ。それでね、わたしの仲良しポケモンがムンナだったのは、夢をモチーフにした話があるからだよ。最初はただぼんやりとエスパータイプがいいなって思ってたらしくて、ムンナとユニランで迷ってたんだけど、モチーフにした隠れ穴のある5番道路に出現しなくて、夢に関係するムンナの方が話に合っているかなってなったんだ。本当なら出てこないポケモンが住んでいるのって、なんか特別な感じがしない? するよね?」
「まあ、そうですね。シママの方はどんな理由があるんですか?」
「あのねー、基本的に主人公には住んでいるところの近所にいるポケモンやその地方特有のポケモンを使ってほしいんだ。だけど、わたし幽霊な上にギアステーションから出ていけないでしょ? だからせめて実家があるフキヨセの近くに出現するシママに登場してもらったんだ。それにでんきタイプのポケモンって、ばちばち、びりびり、みたいに表現しやすいしね」
「実家がフキヨセっていう描写はありましたけど、ライモン出身じゃなくてフキヨセ出身にする必要ってありました?」
「あのね、友達になりたいポケモンがいるんだ。せっかく人間になれたし、その話もできたらいいなあ」
「そうなんですね。あとは……そうですね。ナナシさんはやたらと年齢を強調する言い方をしていましたが、何か意味があったんですか?」
「あれはね、別にこの話自体ではわたしの年齢なんてなんの問題もないんだけど、ノボリとクダリの彼女の設定がすごく若いんだよ。少女と大人の恋みたいな。そんな職員が何人もいたら『ギアステーションにはロリコンしかいない』みたいになりかねないでしょ。ここの管理人ね、意識しないとどうしても10代半ばくらいの主人公で話を作っちゃうんだ。だから、できるだけジャッキーと年齢が近くなるように設定したんだ。でも、わたしの振る舞いが20代に見えないから19歳止まり」
「まあ確かに……職員たちの年齢って決まってたんですか?」
「だいたいだけど、ジャッキーとジャッジが20代前半、カズマサ・シンゲンが20代半ば、ラムセス・トトメス・キャメロンも20代半ばだけどカズマサたちと比べるとちょっと上で、ノボリとクダリが20代後半、クラウドが20代後半から30代前半くらい。あ、ジャッキーとジャッジだと、ジャッジの方が少しだけ年上なんだ」
「それも何か意味あるんですか?」
「ジャッジに対して勝手にライバル意識持ってもらいたかったから」
「そうですか」
「ええー反応薄い」
「そう言えばシンゲンさんとトトメスさんって名前しか出てませんよね」
「あれは別にふたりのことが嫌いだからとかじゃないよ。ただキャメロンとシンゲンが同時に出るとカタカナばっかりで読みにくくなるし、ラムセスとトトメスも雰囲気似てるからこの話ではお休みしてもらっただけ。一応ね、キャメロンとトトメスが軟派でシンゲンとラムセスが硬派っていう設定があるんだ。あんまり機能してないけど」
「キャメロンさんが軟派なのはなんとなくわかりますが、ラムセスさんって硬派ですか? 結構僕のことからかってきましたけど」
「トトメスだったらきっと、もっと押せ押せどんどんだから。たぶん。わかんない」
「雑に投げないでください」
「ねえねえねえ、わたしが幽霊になった理由ってギアステーションから出られないっていうのもあるんだけど、もうひとつ理由があるんだ。しかもこっちが本命ね」
「はあ、どんな理由ですか」
「わたしに言わせたいセリフがあったからだよ! なんだと思う?」
「『人と触れ合える体になれますように』ですか?」
「残念! 正解は『ある日突然ぽっくり成仏しちゃうかも』だよ」
「ずいぶんひどい理由で幽霊にされましたね」
「アハハ! 笑っちゃうよねー。なんかね、これから出てくるお話でも、言わせたいセリフがあって、それに合わせた設定になった子が出てくるから、こうやってあとがきでネタバラシするかもね」
「あとがきなのになんだか長くなっちゃった」
「ここまで読んでいただきありがとうございました」
「どこかのお話でゲスト出演したいなー」
「僕たちよりも時系列が後のお話が出てくるまで出番なしですね」
「ノボリとクダリだと、わたしたちより2年前のお話なんだよなー残念」
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