衣装によってどう性格が変わるのか検証しましょ!
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着替えが終わったのかウォークインクローゼットから出てきたイソップくんは、白い服に身を包み髪は綺麗な金髪で瞳は翡翠色の…確か衣装名は【厳粛な白】だったけ
厳粛ってことはまじめ、厳しい性格になるのかな?
表情が変わらないまま近づいてくるイソップくんを眺める
「…いかがでしょうか?」
『えっと…王子様、みたいだね』
「そうでしょうか…
では、お姫様はニーナさんですか?」
マスクをおろしながら、私の髪をひと房掴み優しく口付ける様は本当に王子様みたいでつい見とれてしまう
イソップくんがしなさそうな行動だと思ったけど、さっきエスコートの仕方がとても品があったから割とこの姿は本来のイソップくんに近いのかもしれない
彼、真面目そうだし
『私はお姫様じゃないよ…
そんな綺麗なものにはなれないから』
「そんなことはないですよ
ニーナさんは可愛らしい容姿でとてもお綺麗です…
貴方は心配になるくらい自分の魅力に鈍感ですね」
髪を撫でながらゆっくり近づくイソップくんの顔をただただ見つめていると、困った顔をしながら離れていく
こういう時は目を瞑るのが礼儀ですよ。と言われたけれど、どうして目を瞑るのか聞くとまた苦笑いをされてしまった
「…ニーナさんは経験が無いのですね」
『何の?』
「いえ…こちらの話です」
それに、好都合です。と呟く彼の言葉にさらに頭を傾げる
とりあえず彼の行動をメモに取ってはいるけど社交恐怖症がなかったらこんな感じだったのかな…と思う
普段からこうだったら、女性がもっと寄り付いていたに違いない…
『王子様みたいなところは絵本のネタにしてもいい…?』
「僕はニーナさん限定の王子のつもりなのですが…それを世間に知られるのは…」
『え、イソップくんこんなに素敵なんだからみんなの王子様になった方が絶対にいいよ!』
「そういう意味じゃないんですけどね…」
ため息をついて着替えますと言う彼に何か嫌なことを言ったかと思って申し訳なくなる
次は何を着ましょうか?と聞いてくれたので、次の衣装を手渡すと
また奥のウォークインクローゼットへと入っていった
【厳粛な白】
Fin