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※ヒロイン友人のモブの女の子出ます※
「サボって病弱っていうか、うーん…堪え性ないのかな」
革命軍で医者をしている私は、友人を治療をしながら、ふと思い出したことを漏らす。
「なにそれ?そんなことないと思うけど」
「だって、この間こんな小さいかすり傷で痛いって治療しに来てたし」
親指と人差し指で1cmくらいを作ってみせる。
それ以外も頭が痛い、咳が出ると頻繁に来る、と話す。
「あーなるほど、そういうこと」
「どういうこと?」
まったくわからなくて聞き返せば、大袈裟じゃないかってくらい大きなため息をつかれる。
「鈍い。そんなのなまえに会いに来る口実よ」
「えー、まさか」
「信じられないなら今度来たときに聞いてみたら?」
「そんなの無理!そもそも彼女いるに決まって…」
「なまえ、いるかー?」
幸か不幸か、ノックと同時にドアを開けて入って来たのはサボ本人で、思わず口をつぐむ。
「噂をすれば。じゃ、私はこれで失礼します。ごゆっくり〜」
「あ、ちょ…」
今までダラダラとお茶してたくせに、あっという間に身支度を整え部屋を出て行く彼女に、私の制止は届くことはなかった。
ついでに私のため息も空に消えた。
「ウワサって?」
そして、案の定疑問を投げかけるサボにまた小さくため息をつく。
やっぱり聞こえてたよね。
短くない付き合いの中で、こうなったサボにどう誤魔化しても追求は逃れられないと分かっているので、仕方なく早々に白状する。
きっと笑い飛ばされるだけだと思うけど、もし、もしも仮に気まずくなったら嫌だなとは思う。
「なんだ。そんな今更なことか」
「そうそう、今さ、ら…?」
サボからは笑みが見えて安心したものの、反芻して言葉が止まる。
「おれはなまえが好きだから会いに来てるぞ」
ストレートな言葉にようやく頭が理解して、ぶわっと顔が赤に染まる。
「そんないきなり、当たり前みたいに…す、好きって…!」
「なまえがそんなに慌てるの珍しいなァ」
ケラケラと、すごく楽しそうに笑うのを見て、余計に顔の熱が上がる。
そんな私を余所に、気づけば目の前にはサボがいて。
私は作業用の机に腰かけた状態まで追い込まれていて、後ろは壁、両側はサボの腕で逃げ場をなくされていた。
「サボ、ちかい」
「顔、真っ赤だな。かわいい」
私の声が聞こえているのか、いないのか、この男は私の頬に手を添えてさらっとそんなことを口にすると、さらに距離を縮めようとする。
「なまえ好き」
甘ったるい声で甘い言葉ばかり囁かれて、脳が溶けてしまいそうだ。でも、休む暇なんか与えてはくれない。
「なァ、キスしたい」
サボの指が唇に触れてゾクリとする。
そして、思わず開いた唇に当たり前のように唇を重ねられる。何度も角度を変え、深く深く口付けれて、もう思考もまとまらない。
「悪いな、我慢できなかった」
言葉とは裏腹におよそ謝っているとは思えないくらい笑顔のサボ。
先ほどのキスで息も上手くできず、睨みつけることしかできない私にももちろんまったく堪えてる様子はない。
こんな勝手で、人の話聞かなくて。
なのに、たまらなく好きだって思ってしまう。
これが恋の病なんてタチが悪い
「サボって病弱っていうか、うーん…堪え性ないのかな」
革命軍で医者をしている私は、友人を治療をしながら、ふと思い出したことを漏らす。
「なにそれ?そんなことないと思うけど」
「だって、この間こんな小さいかすり傷で痛いって治療しに来てたし」
親指と人差し指で1cmくらいを作ってみせる。
それ以外も頭が痛い、咳が出ると頻繁に来る、と話す。
「あーなるほど、そういうこと」
「どういうこと?」
まったくわからなくて聞き返せば、大袈裟じゃないかってくらい大きなため息をつかれる。
「鈍い。そんなのなまえに会いに来る口実よ」
「えー、まさか」
「信じられないなら今度来たときに聞いてみたら?」
「そんなの無理!そもそも彼女いるに決まって…」
「なまえ、いるかー?」
幸か不幸か、ノックと同時にドアを開けて入って来たのはサボ本人で、思わず口をつぐむ。
「噂をすれば。じゃ、私はこれで失礼します。ごゆっくり〜」
「あ、ちょ…」
今までダラダラとお茶してたくせに、あっという間に身支度を整え部屋を出て行く彼女に、私の制止は届くことはなかった。
ついでに私のため息も空に消えた。
「ウワサって?」
そして、案の定疑問を投げかけるサボにまた小さくため息をつく。
やっぱり聞こえてたよね。
短くない付き合いの中で、こうなったサボにどう誤魔化しても追求は逃れられないと分かっているので、仕方なく早々に白状する。
きっと笑い飛ばされるだけだと思うけど、もし、もしも仮に気まずくなったら嫌だなとは思う。
「なんだ。そんな今更なことか」
「そうそう、今さ、ら…?」
サボからは笑みが見えて安心したものの、反芻して言葉が止まる。
「おれはなまえが好きだから会いに来てるぞ」
ストレートな言葉にようやく頭が理解して、ぶわっと顔が赤に染まる。
「そんないきなり、当たり前みたいに…す、好きって…!」
「なまえがそんなに慌てるの珍しいなァ」
ケラケラと、すごく楽しそうに笑うのを見て、余計に顔の熱が上がる。
そんな私を余所に、気づけば目の前にはサボがいて。
私は作業用の机に腰かけた状態まで追い込まれていて、後ろは壁、両側はサボの腕で逃げ場をなくされていた。
「サボ、ちかい」
「顔、真っ赤だな。かわいい」
私の声が聞こえているのか、いないのか、この男は私の頬に手を添えてさらっとそんなことを口にすると、さらに距離を縮めようとする。
「なまえ好き」
甘ったるい声で甘い言葉ばかり囁かれて、脳が溶けてしまいそうだ。でも、休む暇なんか与えてはくれない。
「なァ、キスしたい」
サボの指が唇に触れてゾクリとする。
そして、思わず開いた唇に当たり前のように唇を重ねられる。何度も角度を変え、深く深く口付けれて、もう思考もまとまらない。
「悪いな、我慢できなかった」
言葉とは裏腹におよそ謝っているとは思えないくらい笑顔のサボ。
先ほどのキスで息も上手くできず、睨みつけることしかできない私にももちろんまったく堪えてる様子はない。
こんな勝手で、人の話聞かなくて。
なのに、たまらなく好きだって思ってしまう。
これが恋の病なんてタチが悪い