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「神威、早く早く!」
「なまえ、急ぐのはいいけど、そんな走ると危な…いって遅かったみたいだネ」
忠告も虚しく、なまえは俺の前で派手に転倒してしまった。
「ったぁ…」
「大丈夫?だから言ったのに」
手を差し出しながら呆れて言えば、なまえは苦笑いしながらごめんと言って、俺の手を使い立ち上がる。
「だって、あと少しで再放送のドラマ始まっちゃうから」
そんな可愛く言い訳する言葉はすでに俺の耳には入っていなくて、別の所に意識はあった。
彼女がスカートについた埃を落とす度ヒラヒラ揺れるソレに。
あー、もう少しで見えそうなんだけど…ってアレ?
「膝、ケガしてない?」
そこにはなまえのスカートから覗く膝に痛々しげに出来た擦り傷が見える。
ほんのり赤い血が滲む。
「え?ああ、ほんとだ。まぁ、大丈夫。舐めとけば治るよ」
「へぇ~いいネ、それ。俺が舐めてあげるヨ」
そう言うや否やまだ戸惑い気味のなまえの体を軽々と持ち上げ、ベンチに腰掛けさせる。
ペロッ
「ひゃあッ!?か、神威!なななにしてんの!」
「だって、舐めとけば治るって言わなかった?」
「っ、言ったけど…!」
「はいはい、じゃあ、おとなしくしてて。バイ菌入ったら困るデショ?」
そう言って、さらになまえの膝を舐め続ける。
「で、も…」
「ん?あ、もしかしてなまえ……感じてる?」
ニヤリと笑って言えば、すぐに真っ赤になるなまえの顔。
「ち、違うからっ!」
「そ?でも、すっげェやらしー顔してるヨ?」
耳元で低く囁くように言うと、肩がビクッと揺れた。
かーわいーなぁ~♪
でも、これ以上イジメたら泣いちゃうかな?
まぁ、それはそれでいいんだけど、ね。
なんて思っていると、小さくなまえが何かを言うのが聞こえた。
それがよく聞こえなくて聞き返せば、さっきよりも顔を真っ赤に染めて半ばヤケになったように叫ばれる。
「神威がこんな体にしたんだからっ!」
続けてまた小さく、あたしの所為じゃない…なんて言う。
これは…うん、予想外。
どうやらなまえは俺の理性をぶっ飛ばす天才らしい。
俺の理性が切れて
息もできないほどに
深くキミにキスをするまで
あと数秒...