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「またですか、沖田さん」
洗濯物を干そうと外に出て来たら、建物の陰に隠れて寝ている彼を見つけた。
声をかけながら、沖田さんの体を軽く揺らす。
「…うるせーなァ」
沖田さんは、趣味の悪いアイマスクを押し上げながら迷惑そうな声を出す。
「なんだィ、なまえじゃねぇか」
「ちょ、あたしだって分かった途端に寝直さないでください!こんなとこで寝たら風邪ひきますよって前に言ったじゃないですか!」
「あ~平気平気。アイマスクしてっから」
「や、あの…沖田さん寝ぼけてます?アイマスクで風邪は防げないですよ!アイ(目)マスクですから!ってそんなこと言ってる場合じゃ…」
話は途中で途切れ、あたしは気がつけば沖田さんの腕の中にいた。
「おお沖田さん!!??」
「しーっ。なまえ、少し黙ってろ」
黙ってろって言ったって、こんな沖田さんの胸に頭を押し付けられてる状況じゃ、かなり心臓に悪いんですけどォォオ!
あたしと沖田さんの距離はないに等しくて、このままだとおかしくなりそうだ。
やばいやばい!心臓の音、聞こえちゃうよっ…!
「ふぅ…やっと行きやがったか」
「へ…?」
不意に離れた温もりと、聞こえた言葉に思わず間抜けな声が出た。
行きやがった、って…。
「もしかして土方さんが探しに来たんですか?」
確信に近い気持ちで聞けば、なぜか不機嫌そうに顔を歪めて質問を返される。
「……アンタ土方コノヤローに会いたかったのかィ?」
「違いますよ!大体なんであたしが土方さんに会いたかったとかいう話になるんですか!沖田さんを探しに来たんでしょう?」
そう言えば、今度は珍しく声をあげて笑う沖田さん。
一体なんなんだ。バカにされてる…?
一通り笑ったあと、頭を乱暴に撫で回される。
結局、そのあと沖田さんは土方さんに見つかってしまって、なんであんなに嬉しそうだったのか疑問はあったけど、明日は彼のためにタオルケットを持ってこよう、そう思った。
(土方さん、よくも邪魔してくれましたねィ)
(…何の話だ)
(とぼける気ですかィ?俺を捜すふりしてなまえに会いに来たくせに)
(……(クソ…総悟にバレちまうなんざ俺もまだまだだな))
洗濯物を干そうと外に出て来たら、建物の陰に隠れて寝ている彼を見つけた。
声をかけながら、沖田さんの体を軽く揺らす。
「…うるせーなァ」
沖田さんは、趣味の悪いアイマスクを押し上げながら迷惑そうな声を出す。
「なんだィ、なまえじゃねぇか」
「ちょ、あたしだって分かった途端に寝直さないでください!こんなとこで寝たら風邪ひきますよって前に言ったじゃないですか!」
「あ~平気平気。アイマスクしてっから」
「や、あの…沖田さん寝ぼけてます?アイマスクで風邪は防げないですよ!アイ(目)マスクですから!ってそんなこと言ってる場合じゃ…」
話は途中で途切れ、あたしは気がつけば沖田さんの腕の中にいた。
「おお沖田さん!!??」
「しーっ。なまえ、少し黙ってろ」
黙ってろって言ったって、こんな沖田さんの胸に頭を押し付けられてる状況じゃ、かなり心臓に悪いんですけどォォオ!
あたしと沖田さんの距離はないに等しくて、このままだとおかしくなりそうだ。
やばいやばい!心臓の音、聞こえちゃうよっ…!
「ふぅ…やっと行きやがったか」
「へ…?」
不意に離れた温もりと、聞こえた言葉に思わず間抜けな声が出た。
行きやがった、って…。
「もしかして土方さんが探しに来たんですか?」
確信に近い気持ちで聞けば、なぜか不機嫌そうに顔を歪めて質問を返される。
「……アンタ土方コノヤローに会いたかったのかィ?」
「違いますよ!大体なんであたしが土方さんに会いたかったとかいう話になるんですか!沖田さんを探しに来たんでしょう?」
そう言えば、今度は珍しく声をあげて笑う沖田さん。
一体なんなんだ。バカにされてる…?
一通り笑ったあと、頭を乱暴に撫で回される。
結局、そのあと沖田さんは土方さんに見つかってしまって、なんであんなに嬉しそうだったのか疑問はあったけど、明日は彼のためにタオルケットを持ってこよう、そう思った。
(土方さん、よくも邪魔してくれましたねィ)
(…何の話だ)
(とぼける気ですかィ?俺を捜すふりしてなまえに会いに来たくせに)
(……(クソ…総悟にバレちまうなんざ俺もまだまだだな))