普通の日記
まったくまとまりのないテラ死亡ルートの呟きまとめ
2024/10/22 12:39※呟きコピペしただけだからめっちゃくちゃ
※下半分は伏せったで書いたやつ!
大人キエルちゃんの語りから始まる感じで
──あれは、英雄が化け物に成ったおはなし。
生きて帰ったのは貴方のため。貴方との再会を願ったの。だけれど、貴方は命を失った。愛を喪くした英雄は、その場で愛のために成ったのよ。
鏖のディ。キエルちゃんは生き残った。テラの遺体を抱いた彼はどこかへ消えた。
それから生まれ変わって、テラと会うまでは人を恨み続けるディがいる
ED後奇跡の生還を果たしたディ、テラを探してキエルに会い案内された先にあったのは、盛られた土に立てられた粗末な棒だった。「お兄さんは…ころされちゃったの」動悸が激しくなる。視点が定まらない。地についた手が震えて土を掻き出した。「やめて、見ないほうがいいわ。お兄さんは」我武者羅に土を掘り返す。爪が割れるのも、土が手や服を汚すのも構わずに。中から現れた彼は。「…むごいでしょう。だから見ないほうがいいっていったのに」キエルが鼻を詰まらせて、震える声で言う。これでは、彼を遠ざけた意味が。思い出が溢れて、照れ臭そうにはにかんだ彼が、泣き笑う彼の顔が塗り潰されていく
血濡れたテラの無惨な遺体が脳にこびりつく。それはふいにあの場所になって、玉座から立ち上がった義弟が笑いながらディの回りを歩いた。「父の次は彼か」「まったく、なんて面白い」「全てを不幸にするね、君は」
発狂か慟哭か。悲しみ、怒り、憎しみに支配される。脳内の義弟が嘲笑う。後悔などしていないが、気が狂いそうだった。
テランスは抵抗しなかった…というか刃を向けられて少女達を守るために立ち向かったけど、相手が国民だからコロすのに躊躇してどうにか生かそうと頑張ったけど…多勢に無勢
テラは絶対に嫌がる!復讐なんてしないでって言う!それと拮抗してズタズタにされたテラの姿でディ様がどこまで我慢できるのかとか思うと…めちゃ悩み😂😂
そしてディ様を煽るのが脳内にいる義弟の姿をしたテマの因子…残滓みたいなもの。それはディの心自身でもある…嫌なとこ抉る
涙でぐちゃぐちゃになった顔を拭うことすらせず、掘り起こしたテラの遺体を抱き締めるディ。そして死に、転生し、再会したテラが見たのは、その日の─ディがテラの遺体と再会した日の夢に魘されて、飛び起きて、テラが生きていることにほっとする怯えたディの姿だった。
『凄いね、人を不幸にする天才だよ、お前。いや、才能かな?』義弟が嗤う。『お前を産んだせいで生みの親は始末された。お前が生きたせいで最初の妻は消された。お前のせいで民が死に、お前が父を殺して、お前の判断が恋人を殺した。ああ、お前は人の死の上に生きているね』足元に転がる死体が私を見る
父の目が。最愛の目が。伽藍洞の肉体が、力無く横たわり、血溜まりを作って私を見ている。息が苦しい。胸が痛い。発汗が酷く止まらない。嫌だ、どうして。両手を握り締める。喉が乾いて、必死に息継ぎをしながら唇を噛む。こんなはずじゃなかった。生きて、待っているのだと『惨めだね』ああ、テラ──
転生して再会できたのにディはその日の夢を見続ける。彼の死の当日、市民の暴動や元ベ了ラーの示威簒奪に、この機会をチャンスだと起こった、強奪、略奪に彼は巻き込まれた。騎士を憎む者もいた。守らなければならない子供達もいた。彼は1人だった。1人で守り、戦い、殺されて、憎しみの矛先を一身に受けた。土の中で、彼を栄養とする虫もいた。夢にみる。全身に刺し傷のある彼を。
──夢から覚めたディが怯えるのを、テラが見つめる。大丈夫だと声をかけて優しく抱き締めると、ディは肩口に額を押し付けた。じわじわと熱が伝わり、湿っていく。「……ぅ、わ……、ぁ、…ぁ、っあ……!」哀傷の声だ
『よく!よく彼が生き延びるなんて夢を思い描けたね?あはは!なんて浅はかなんだい?遠ざければ死なないとでも?あぁ、なんてお可哀そうな兄上。』って義弟が煽り始めてあわわ…!!ってなっちゃった。んでもディが「貴様…っ!」って掴みかかっただけで止まったからセーフ
そのあとに『そうやってまた人を殺すのですか?ひどいなぁ、あ に う え 』ってまた義弟の姿をした“誰か”が煽ってくる
現代。転生したディは人を信じられずにいた。パーカーを着てフードを深く被って深夜の裏路地に蹲ってる。生まれ変わっても悪夢を見続ける。テラの死に顔が瞼の裏に焼き付いている。何が贖罪だ。何が英雄だ。愚かだった、人を守ろうとした心が。
前世では暴走したおかげで一瞬にして鏖たが、その意識はない。終わった後に消したという事実だけが残った。悲しみを堪えたキエルの顔は覚えている。最後の記憶だ。現代でもあれらが生きているかもしれない。テラとは会えていない。死に顔と、傷だらけの肉体を思い出して憎悪に満ちた時、名を呼ばれた
「ディ──」
会いたかったその人。生かしたかったその人。キエルと子ども達を守って、八つ裂きにされた最愛。
そこで復讐はやめようという話になるけど、二人でいても悪夢は続いて、飛び起きては震えが収まらないディが「テラ、テラは、」と青褪めた顔で吐きそうになってる
テラが傍にいないことに動揺して発作を起こしたり依存気味になったり憎悪に塗れたり嘔吐したり……かなしいディ様……テラも早く癒してあげたいと気を揉むばかり
ディの脳内で話しかけてくる義弟はテマの因子だったり残滓だったり。
テマは兄さんが倒したんだから魔法も召喚獣も当然消えてるし顕れない筈なんだけど、全部が一気に消失したわけじゃなく、暴走の余地はあると思い🤔
義弟の姿をしたナニカ。ディの心に棲んだ別の自分の姿なのかもしれない
ディ自身が言われたくないこと、考えたくないことを言ってくる義弟(ガワ)。場所はいつもあそこ(パパの最期の時)に立ってるからメンタルごりごり削られる。
そこに増えたテ君の遺体。
『憐れだね』『愚かだね』『惨めだね』とかやたら煽って精神攻撃してくるから発狂値もあがる…🥺
『お前が選んだんだ、お前が“それ”を遠ざける選択をした。ねえ、どんな気分だい?兄上、その判断の先に“それ”の死があったんだよ──』
それ、とテラのことを呼んで足蹴にする義弟。
歌うように囁いて、ディを追い詰める
──────────
待っているのだと信じていた。帰ってくれば再会できると信じていた。お前の喜ぶ顔を思い浮かべていた。私だけに見せる、嬉しくてたまらないと全身で訴えてくるような満面の笑みを見せてくれると信じていた。最後に見たくしゃくしゃな笑顔を、瞳を潤ませてぽたぽたと濡らした頬を、今度こそ拭うことが出来るのだと、私はそう信じていた。
震える膝を叱咤して、ふらふらと酩酊したように前へ進む。一歩踏み出して足を地につける度に転びそうになりながら、歩いて、進んで、そしてようやく切り立った崖の端に辿り着き、その足の先にある、粗末な木材を突き立てられた盛り土の前に、私は膝から崩れ落ちるように座り込んだ。
少女を保護してほしいと頼んだのは私だ。
戦線から離脱させたのは生きてほしかったからだ。
こんなはずじゃなかった。
こんなはずでは、こうなる事を予期していれば、私は彼を隣から遠ざけることはなかった。
少女の声が頭の中を反響する。おにいさんはしんでしまったの。
おにいさんはわたしをかばってしんでしまったの。わたしとこどもたちをまもってくれたの。たくさんのおとなたちがじゆうをさけんでいたの。
そうして頭を割られた。見せしめのように全身を刺されて、皮膚を剥がされた。切り刻まれた屍肉に、臓器を潰された。
土塊を掴む手の痛みなどわからない。剥がれた爪は何処かへ埋まった。泥だらけになりながら地面を掘り返して、いつ振りかの対面を果たした最愛の顔は。
「……っ……ぁ、ぁ、ぁ……っ、……あ、ぁぁあ゛あッ
ぁぁ゛ア゛ァああ゛あ゛ア゛ア゛!!」
頭が割れるように痛い。目の奥が熱くて堪らない。乾いた喉が裂けて血が口に溜まるのを感じる。耳鳴りが止まない。落ち窪んだ眼窩に涌いた虫にまで憎しみが湧く。
彼に抱かれることはもう二度とない。温かな腕が、優しい眼差しが、思い出から更新されることはもう。
「……お兄さん」
彼をここまで運び、私を案内してくれた少女が心配そうに声をかけてくれる。
キエル、すまない。私はもう心配される程の器にはなれない。民に贖罪する気持ちも起こせない。八つ裂きにされた最愛の顔が、苦痛に歪んで固まった表情が、剥がれ落ちた屍肉が、目に焼きついて離れない。
テランス、お前に向ける顔さえ私には。
絶対に許さない。
※下半分は伏せったで書いたやつ!
大人キエルちゃんの語りから始まる感じで
──あれは、英雄が化け物に成ったおはなし。
生きて帰ったのは貴方のため。貴方との再会を願ったの。だけれど、貴方は命を失った。愛を喪くした英雄は、その場で愛のために成ったのよ。
鏖のディ。キエルちゃんは生き残った。テラの遺体を抱いた彼はどこかへ消えた。
それから生まれ変わって、テラと会うまでは人を恨み続けるディがいる
ED後奇跡の生還を果たしたディ、テラを探してキエルに会い案内された先にあったのは、盛られた土に立てられた粗末な棒だった。「お兄さんは…ころされちゃったの」動悸が激しくなる。視点が定まらない。地についた手が震えて土を掻き出した。「やめて、見ないほうがいいわ。お兄さんは」我武者羅に土を掘り返す。爪が割れるのも、土が手や服を汚すのも構わずに。中から現れた彼は。「…むごいでしょう。だから見ないほうがいいっていったのに」キエルが鼻を詰まらせて、震える声で言う。これでは、彼を遠ざけた意味が。思い出が溢れて、照れ臭そうにはにかんだ彼が、泣き笑う彼の顔が塗り潰されていく
血濡れたテラの無惨な遺体が脳にこびりつく。それはふいにあの場所になって、玉座から立ち上がった義弟が笑いながらディの回りを歩いた。「父の次は彼か」「まったく、なんて面白い」「全てを不幸にするね、君は」
発狂か慟哭か。悲しみ、怒り、憎しみに支配される。脳内の義弟が嘲笑う。後悔などしていないが、気が狂いそうだった。
テランスは抵抗しなかった…というか刃を向けられて少女達を守るために立ち向かったけど、相手が国民だからコロすのに躊躇してどうにか生かそうと頑張ったけど…多勢に無勢
テラは絶対に嫌がる!復讐なんてしないでって言う!それと拮抗してズタズタにされたテラの姿でディ様がどこまで我慢できるのかとか思うと…めちゃ悩み😂😂
そしてディ様を煽るのが脳内にいる義弟の姿をしたテマの因子…残滓みたいなもの。それはディの心自身でもある…嫌なとこ抉る
涙でぐちゃぐちゃになった顔を拭うことすらせず、掘り起こしたテラの遺体を抱き締めるディ。そして死に、転生し、再会したテラが見たのは、その日の─ディがテラの遺体と再会した日の夢に魘されて、飛び起きて、テラが生きていることにほっとする怯えたディの姿だった。
『凄いね、人を不幸にする天才だよ、お前。いや、才能かな?』義弟が嗤う。『お前を産んだせいで生みの親は始末された。お前が生きたせいで最初の妻は消された。お前のせいで民が死に、お前が父を殺して、お前の判断が恋人を殺した。ああ、お前は人の死の上に生きているね』足元に転がる死体が私を見る
父の目が。最愛の目が。伽藍洞の肉体が、力無く横たわり、血溜まりを作って私を見ている。息が苦しい。胸が痛い。発汗が酷く止まらない。嫌だ、どうして。両手を握り締める。喉が乾いて、必死に息継ぎをしながら唇を噛む。こんなはずじゃなかった。生きて、待っているのだと『惨めだね』ああ、テラ──
転生して再会できたのにディはその日の夢を見続ける。彼の死の当日、市民の暴動や元ベ了ラーの示威簒奪に、この機会をチャンスだと起こった、強奪、略奪に彼は巻き込まれた。騎士を憎む者もいた。守らなければならない子供達もいた。彼は1人だった。1人で守り、戦い、殺されて、憎しみの矛先を一身に受けた。土の中で、彼を栄養とする虫もいた。夢にみる。全身に刺し傷のある彼を。
──夢から覚めたディが怯えるのを、テラが見つめる。大丈夫だと声をかけて優しく抱き締めると、ディは肩口に額を押し付けた。じわじわと熱が伝わり、湿っていく。「……ぅ、わ……、ぁ、…ぁ、っあ……!」哀傷の声だ
『よく!よく彼が生き延びるなんて夢を思い描けたね?あはは!なんて浅はかなんだい?遠ざければ死なないとでも?あぁ、なんてお可哀そうな兄上。』って義弟が煽り始めてあわわ…!!ってなっちゃった。んでもディが「貴様…っ!」って掴みかかっただけで止まったからセーフ
そのあとに『そうやってまた人を殺すのですか?ひどいなぁ、あ に う え 』ってまた義弟の姿をした“誰か”が煽ってくる
現代。転生したディは人を信じられずにいた。パーカーを着てフードを深く被って深夜の裏路地に蹲ってる。生まれ変わっても悪夢を見続ける。テラの死に顔が瞼の裏に焼き付いている。何が贖罪だ。何が英雄だ。愚かだった、人を守ろうとした心が。
前世では暴走したおかげで一瞬にして鏖たが、その意識はない。終わった後に消したという事実だけが残った。悲しみを堪えたキエルの顔は覚えている。最後の記憶だ。現代でもあれらが生きているかもしれない。テラとは会えていない。死に顔と、傷だらけの肉体を思い出して憎悪に満ちた時、名を呼ばれた
「ディ──」
会いたかったその人。生かしたかったその人。キエルと子ども達を守って、八つ裂きにされた最愛。
そこで復讐はやめようという話になるけど、二人でいても悪夢は続いて、飛び起きては震えが収まらないディが「テラ、テラは、」と青褪めた顔で吐きそうになってる
テラが傍にいないことに動揺して発作を起こしたり依存気味になったり憎悪に塗れたり嘔吐したり……かなしいディ様……テラも早く癒してあげたいと気を揉むばかり
ディの脳内で話しかけてくる義弟はテマの因子だったり残滓だったり。
テマは兄さんが倒したんだから魔法も召喚獣も当然消えてるし顕れない筈なんだけど、全部が一気に消失したわけじゃなく、暴走の余地はあると思い🤔
義弟の姿をしたナニカ。ディの心に棲んだ別の自分の姿なのかもしれない
ディ自身が言われたくないこと、考えたくないことを言ってくる義弟(ガワ)。場所はいつもあそこ(パパの最期の時)に立ってるからメンタルごりごり削られる。
そこに増えたテ君の遺体。
『憐れだね』『愚かだね』『惨めだね』とかやたら煽って精神攻撃してくるから発狂値もあがる…🥺
『お前が選んだんだ、お前が“それ”を遠ざける選択をした。ねえ、どんな気分だい?兄上、その判断の先に“それ”の死があったんだよ──』
それ、とテラのことを呼んで足蹴にする義弟。
歌うように囁いて、ディを追い詰める
──────────
待っているのだと信じていた。帰ってくれば再会できると信じていた。お前の喜ぶ顔を思い浮かべていた。私だけに見せる、嬉しくてたまらないと全身で訴えてくるような満面の笑みを見せてくれると信じていた。最後に見たくしゃくしゃな笑顔を、瞳を潤ませてぽたぽたと濡らした頬を、今度こそ拭うことが出来るのだと、私はそう信じていた。
震える膝を叱咤して、ふらふらと酩酊したように前へ進む。一歩踏み出して足を地につける度に転びそうになりながら、歩いて、進んで、そしてようやく切り立った崖の端に辿り着き、その足の先にある、粗末な木材を突き立てられた盛り土の前に、私は膝から崩れ落ちるように座り込んだ。
少女を保護してほしいと頼んだのは私だ。
戦線から離脱させたのは生きてほしかったからだ。
こんなはずじゃなかった。
こんなはずでは、こうなる事を予期していれば、私は彼を隣から遠ざけることはなかった。
少女の声が頭の中を反響する。おにいさんはしんでしまったの。
おにいさんはわたしをかばってしんでしまったの。わたしとこどもたちをまもってくれたの。たくさんのおとなたちがじゆうをさけんでいたの。
そうして頭を割られた。見せしめのように全身を刺されて、皮膚を剥がされた。切り刻まれた屍肉に、臓器を潰された。
土塊を掴む手の痛みなどわからない。剥がれた爪は何処かへ埋まった。泥だらけになりながら地面を掘り返して、いつ振りかの対面を果たした最愛の顔は。
「……っ……ぁ、ぁ、ぁ……っ、……あ、ぁぁあ゛あッ
ぁぁ゛ア゛ァああ゛あ゛ア゛ア゛!!」
頭が割れるように痛い。目の奥が熱くて堪らない。乾いた喉が裂けて血が口に溜まるのを感じる。耳鳴りが止まない。落ち窪んだ眼窩に涌いた虫にまで憎しみが湧く。
彼に抱かれることはもう二度とない。温かな腕が、優しい眼差しが、思い出から更新されることはもう。
「……お兄さん」
彼をここまで運び、私を案内してくれた少女が心配そうに声をかけてくれる。
キエル、すまない。私はもう心配される程の器にはなれない。民に贖罪する気持ちも起こせない。八つ裂きにされた最愛の顔が、苦痛に歪んで固まった表情が、剥がれ落ちた屍肉が、目に焼きついて離れない。
テランス、お前に向ける顔さえ私には。
絶対に許さない。
追記
読み返したらえぐいな……えっこれまとめられるのか私?