本編【全16話】
おなまえ
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夜長さんととばっちり
※アンジー視点
「やっはーなまえ!こんなところにいたんだねー、アンジーと遊んだ方がいいって神さまが言ってるよー」
「神様が言ってるなら仕方ないねー。うん、遊ぼっか」
「主は言いました…今日は水辺で遊ぶべきだと…」
「水辺?あー、プールってことだね!ふふ、じゃあまずは水着選びから出発ー」
「にゃはははー!行くよなまえー」
アンジーはね、なまえにも神さまの声が聞こえるようになって欲しいんだ。
そうすればきっと、ここにいるみーんなも神さまの言うことを信じてくれるようになる…って、神さまが言ってるからねー。
なまえは気づいてないみたいだけど、そういうソシツがあるんだよ。
だからアンジーは神さまに仕える巫女として、なまえと仲良くなるのだー!
「なまえ~神さまがなまえの飛び込みが見たいって言ってるよ~」
「飛び込みー?んー、良いけどあの台ちょっと高すぎて怖いんだよね。アンジーさんも一緒に来てくれるならいいよ!」
「およ、アンジーも?」
「うん!ほら、神さまのために行こうねー」
アンジーはなまえに連れられて飛び込み台の上に来たよ。
にゃはははー、思ってたより高いねー。
なまえの提案でせーので飛び降りることになった。
怖いからってアンジーの手を握って、いつもより少しだけ震えた声でなまえは口を開く。
「せ、せーのっ」
「やっはー!」
アンジーは怖くないけど、なまえは怖いみたい。
なまえが悲しむと神さまもきっと悲しむからね、アンジーはちゃんと手を握ったまま飛び降りたよー。
ザバーン!
2人が同時に飛び込んだから結構な水しぶきが上がる。
なまえはそれをいっぱい浴びてしまったみたいでいつもより髪はぐちゃぐちゃ、顔はびしょびしょだけどなんだか楽しそう。
「にゃはははー!神ってるねー!」
「あはは、神ってるー!」
やっぱり、いつでもアンジーに楽しそうに着いてきてくれるのはなまえだよね。
なまえもアンジーと同じものを見ててくれないかな。
今ならお祈りするとポイント2倍でお得って神さまも言ってるし。
「なまえ、アンジーはねーずっとなまえと一緒に神さまにお祈りしていたいよー。アンジーとなまえが一緒なら、もっとたくさんの人に神さまの声を届けられるよ」
「ふふ、でも私にはまだ神さまの声は聞こえないよー?」
「大丈夫、アンジーがなまえのためにお祈りしておくから。きっといつかなまえにも神さまのことが感じられるようになるよ。だから…ね?アンジーと一緒に…」
「みょうじちゃん変態!あ、間違えた大変だよー!」
んー、いいところだったのに水を刺されちゃったねー。
慌ただしくやって来たのは小吉で、走ってきたみたいで息を切らしながらプールサイドに寄ってきたよ。
「あっ王馬くんだー」
「やっはー小吉、呼んでないのによく来たねー」
「アンジーちゃんってば酷いなぁ…って、それどころじゃないよ!」
「どうかしたの?」
「みょうじちゃんが遊んでくれないから暇すぎてオレ死んじゃいそう!」
「あららそれは大変だね!よし、一緒に遊ぼー」
「わーい!さっすがみょうじちゃん!」
ありゃりゃー、それは嘘だって神さまは言ってるけどなまえには聞こえてないんだねー。
だって小吉、なんだか必死だもんね。ただ遊びたいだけなわけがないよね。
「あ、そうだ。折角だから他のみんなも誘おうよ!ねぇアンジーさん、きっとそうしたらもっと楽しいって神さまも言ってくれるんじゃない?」
「にゃはははー!そだねー、なまえの言う通りだよー」
「じゃあ私みんなに声掛けてくるねー」
「あ、待ってみょうじちゃんオレも行くー!」
ごめんねなまえ、神さまはお昼寝タイムに入っちゃったから本当はなんて言ってたかアンジーにも分からないんだー。
だけど、なまえが言うならきっとそうなんじゃないかなってアンジーは思うよ。
楽しそうな足取りでプールから出ていくなまえと、その後を追う小吉。
「小吉ー!次からはアンジーも本気出しちゃうよー!」
「にしし、何言ってるのか全然わかんなーい!…でも、オレはずっと本気だったよ。これからもね」
アンジーが声をかけると、小吉は振り返っていつものイタズラっぽい笑顔を浮かべてそう言った。
「なるなる、小吉はそういうつもりなんだねー」
小吉が出ていった後の扉に向かって、アンジーはそう呟いたのでした。
※アンジー視点
「やっはーなまえ!こんなところにいたんだねー、アンジーと遊んだ方がいいって神さまが言ってるよー」
「神様が言ってるなら仕方ないねー。うん、遊ぼっか」
「主は言いました…今日は水辺で遊ぶべきだと…」
「水辺?あー、プールってことだね!ふふ、じゃあまずは水着選びから出発ー」
「にゃはははー!行くよなまえー」
アンジーはね、なまえにも神さまの声が聞こえるようになって欲しいんだ。
そうすればきっと、ここにいるみーんなも神さまの言うことを信じてくれるようになる…って、神さまが言ってるからねー。
なまえは気づいてないみたいだけど、そういうソシツがあるんだよ。
だからアンジーは神さまに仕える巫女として、なまえと仲良くなるのだー!
「なまえ~神さまがなまえの飛び込みが見たいって言ってるよ~」
「飛び込みー?んー、良いけどあの台ちょっと高すぎて怖いんだよね。アンジーさんも一緒に来てくれるならいいよ!」
「およ、アンジーも?」
「うん!ほら、神さまのために行こうねー」
アンジーはなまえに連れられて飛び込み台の上に来たよ。
にゃはははー、思ってたより高いねー。
なまえの提案でせーので飛び降りることになった。
怖いからってアンジーの手を握って、いつもより少しだけ震えた声でなまえは口を開く。
「せ、せーのっ」
「やっはー!」
アンジーは怖くないけど、なまえは怖いみたい。
なまえが悲しむと神さまもきっと悲しむからね、アンジーはちゃんと手を握ったまま飛び降りたよー。
ザバーン!
2人が同時に飛び込んだから結構な水しぶきが上がる。
なまえはそれをいっぱい浴びてしまったみたいでいつもより髪はぐちゃぐちゃ、顔はびしょびしょだけどなんだか楽しそう。
「にゃはははー!神ってるねー!」
「あはは、神ってるー!」
やっぱり、いつでもアンジーに楽しそうに着いてきてくれるのはなまえだよね。
なまえもアンジーと同じものを見ててくれないかな。
今ならお祈りするとポイント2倍でお得って神さまも言ってるし。
「なまえ、アンジーはねーずっとなまえと一緒に神さまにお祈りしていたいよー。アンジーとなまえが一緒なら、もっとたくさんの人に神さまの声を届けられるよ」
「ふふ、でも私にはまだ神さまの声は聞こえないよー?」
「大丈夫、アンジーがなまえのためにお祈りしておくから。きっといつかなまえにも神さまのことが感じられるようになるよ。だから…ね?アンジーと一緒に…」
「みょうじちゃん変態!あ、間違えた大変だよー!」
んー、いいところだったのに水を刺されちゃったねー。
慌ただしくやって来たのは小吉で、走ってきたみたいで息を切らしながらプールサイドに寄ってきたよ。
「あっ王馬くんだー」
「やっはー小吉、呼んでないのによく来たねー」
「アンジーちゃんってば酷いなぁ…って、それどころじゃないよ!」
「どうかしたの?」
「みょうじちゃんが遊んでくれないから暇すぎてオレ死んじゃいそう!」
「あららそれは大変だね!よし、一緒に遊ぼー」
「わーい!さっすがみょうじちゃん!」
ありゃりゃー、それは嘘だって神さまは言ってるけどなまえには聞こえてないんだねー。
だって小吉、なんだか必死だもんね。ただ遊びたいだけなわけがないよね。
「あ、そうだ。折角だから他のみんなも誘おうよ!ねぇアンジーさん、きっとそうしたらもっと楽しいって神さまも言ってくれるんじゃない?」
「にゃはははー!そだねー、なまえの言う通りだよー」
「じゃあ私みんなに声掛けてくるねー」
「あ、待ってみょうじちゃんオレも行くー!」
ごめんねなまえ、神さまはお昼寝タイムに入っちゃったから本当はなんて言ってたかアンジーにも分からないんだー。
だけど、なまえが言うならきっとそうなんじゃないかなってアンジーは思うよ。
楽しそうな足取りでプールから出ていくなまえと、その後を追う小吉。
「小吉ー!次からはアンジーも本気出しちゃうよー!」
「にしし、何言ってるのか全然わかんなーい!…でも、オレはずっと本気だったよ。これからもね」
アンジーが声をかけると、小吉は振り返っていつものイタズラっぽい笑顔を浮かべてそう言った。
「なるなる、小吉はそういうつもりなんだねー」
小吉が出ていった後の扉に向かって、アンジーはそう呟いたのでした。