彼女の秘密
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「カリスト、今日も変わらず可愛いな。愛してるぜ…っ!」
「はいはい知ってます。だからその手を話して下さい。」
―ハートの海賊団船長、トラファルガー・ローはいつものように紅一点船員・カリストにうっとうしいくらいの愛情表現をする。
腰に回された腕を邪魔だと言わんばかりに剥がそうとするカリスト…
「フ…全くお前はツンデレだなぁ、照れるこたぁねェのに。」
「デレてません、寝言は寝て言って下さい。」
ローの腕を振り払い、船長室から甲板へと出る。
「はぁ~……」
「あ、カリストどうしたの?ため息なんかついて…」
「ベポ…あのね、船長の愛が重くて耐えられないの。」
甲板に寝そべってひなたぼっこをしていると、船員の1人・ベポが話しかけて来た。
カリストは船長からの日々のラブコールがいかに苛烈かを話し始めた。
―朝起きたらベッドの中にいて抱きしめられていた事、
部屋を出ると扉の前で寝そべってスカートの中身を見ようとすること、
話す時はわざわざ肩や腰に腕を回して耳元でしようとする事…
「確かにそれはハードだね…でもカリストはキャプテンのこと本当は好きなんでしょ?」
「うん…」
「じゃあどうして伝えないの?」
―ベポの言葉に、カリストは物悲しい表情を浮かべる。
「あたしじゃ船長とは……釣り合わないから」
1/6ページ