一張羅浪漫
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「うー…っ、ワイパーの鬼~ッ!」
「す…すまねぇ、島雲ん時のノリでつい…だがソンナ所にいやがるてめぇもてめぇだぞ。」
「ワイパー、エウロパ…何してるんだい?」
ラキが駆け付けると、そこには地面で顔面を押さえてのた打ち回るエウロパと、
ひどく狼狽えた様子で謝罪するワイパーの姿があった。
「ラキちゃん聞いてよ~、ワイパーったらひどいんだよ!
あたしはただ寝そべってただけなのにいきなり顔を踏みつけられたんだから!!」
「…ワイパーなんて事をっ!!」
「話を鵜呑みにするなラキ、確かにその節は謝る……でもなぁ!!
そんな人が出入りするような所で寝転がって「中身」見ようなんて考えるエウロパにも落ち度はあるだろう!?」
―若い男衆がエウロパに頭が上がらない最大の理由……
それは彼女が男も及ばぬ変態である事だ。
口にするのも憚られる言葉も平然と口にし、
出会い頭に際どい箇所を触ってくるなどの言動が多く、中には彼女を避ける人間もいる程。
「つまり……見られたの?エウロパに…」
「………」
「別にイイじゃないか、減るモンじゃないんだし…」
「………」
ラキの言葉にワイパーの顔が赤くなっていく…どうやら図星のようだ。
「……なかったんだよ…」
「え、何がないって…?」
「…履いてなかったんだよッ!」
―瞬間、時間が止まった気がした。