君のいない空の下で テヒョン
さらに2週間後。
テヒョンが帰国する。
騒めく空港のロビー、私の気持ちもソワソワしている。
到着ロビーの電光掲示板に表示された“ARRIVED ”の文字。
後数分もしない内に、あのドアから愛しの彼が出て来る。
そう考えただけで、高鳴る鼓動は抑えが効かないらしい。
一際目を引くその立ち姿が、到着ロビーの端に見えた。
サラサラと靡く髪を、指先で髪を搔き上げながら、カートを気怠そうに押すその姿も愛おしい。
『ただいま』
「おかえり」
見上げたその先には、毎日毎日恋い焦がれ、1日足りとも忘れることはなかった透き通るほどの琥珀色のテヒョンの瞳があった。
『淋しかった?』
「テヒョンは?」
口角を上げ、ゆっくりと近づいて来た。
すっと伸ばされてたテヒョンの綺麗な手が、私の後頭部を包む。
ゆっくりとテヒョンの胸に引き寄せられ彼の香りで鼻腔がいっぱいになる。
『気が狂いそうなくらい、淋しかった。
と、言うとでも思った?』
と、意地悪そうに口角を上げ、ツンとおでこを弾かれた。
「痛ぁ…………」
そんなに痛くもないのに大げさに痛がってみせる。
そんな私のおでこに、ゆっくりとテヒョンの唇が近づいて来た。
人目も憚らず、テヒョンは私のおでこにキスをした。
そしてそのままテヒョンの胸に抱きすくめられた。
『あー、生き返ったぁ』
「テ、テヒョン!」
周りを気にせず抱きすくめられ、慌てて離れようとテヒョンの胸を押し返せば、抱かれたその腕の力は増すばかりだった。
「テヒョン………」
『1ヶ月以上も離れてたのに?そんなことする?』
吊り上げられた口角はさらに妖艶に上がった。
覗き込まれたその瞳に吸い込まれそうになった。息が出来なくなった。
傾けられたテヒョンの顔が近づき、私の唇に触れると思ったその刹那
『そうだ、罰ゲーム………』
テヒョンの甘い吐息が私の唇にかかる。
「えっ………」
忘れかけてた記憶が脳裏の彼方、ゆっくりと甦る。
「どうして今………?」あと少しで触れそうで触れないその唇に、ただただ甘い吐息しか出ない。
『どうしても今言いたかったから………』
もうテヒョンの、その数ミリ先の唇に自分からこの唇を押し付けてしまいそうになる。
『罰ゲーム受けてくれるよね?』
「もちろん、謹んでお受けするよ」
『謹んで受けるって言ったよな?』
「うん………」
『じゃ、俺の傍から一生離れないで。もちろん拒否権はない』
そう言ったテヒョンの唇は私の唇を奪った。
テヒョンが帰国する。
騒めく空港のロビー、私の気持ちもソワソワしている。
到着ロビーの電光掲示板に表示された“ARRIVED ”の文字。
後数分もしない内に、あのドアから愛しの彼が出て来る。
そう考えただけで、高鳴る鼓動は抑えが効かないらしい。
一際目を引くその立ち姿が、到着ロビーの端に見えた。
サラサラと靡く髪を、指先で髪を搔き上げながら、カートを気怠そうに押すその姿も愛おしい。
『ただいま』
「おかえり」
見上げたその先には、毎日毎日恋い焦がれ、1日足りとも忘れることはなかった透き通るほどの琥珀色のテヒョンの瞳があった。
『淋しかった?』
「テヒョンは?」
口角を上げ、ゆっくりと近づいて来た。
すっと伸ばされてたテヒョンの綺麗な手が、私の後頭部を包む。
ゆっくりとテヒョンの胸に引き寄せられ彼の香りで鼻腔がいっぱいになる。
『気が狂いそうなくらい、淋しかった。
と、言うとでも思った?』
と、意地悪そうに口角を上げ、ツンとおでこを弾かれた。
「痛ぁ…………」
そんなに痛くもないのに大げさに痛がってみせる。
そんな私のおでこに、ゆっくりとテヒョンの唇が近づいて来た。
人目も憚らず、テヒョンは私のおでこにキスをした。
そしてそのままテヒョンの胸に抱きすくめられた。
『あー、生き返ったぁ』
「テ、テヒョン!」
周りを気にせず抱きすくめられ、慌てて離れようとテヒョンの胸を押し返せば、抱かれたその腕の力は増すばかりだった。
「テヒョン………」
『1ヶ月以上も離れてたのに?そんなことする?』
吊り上げられた口角はさらに妖艶に上がった。
覗き込まれたその瞳に吸い込まれそうになった。息が出来なくなった。
傾けられたテヒョンの顔が近づき、私の唇に触れると思ったその刹那
『そうだ、罰ゲーム………』
テヒョンの甘い吐息が私の唇にかかる。
「えっ………」
忘れかけてた記憶が脳裏の彼方、ゆっくりと甦る。
「どうして今………?」あと少しで触れそうで触れないその唇に、ただただ甘い吐息しか出ない。
『どうしても今言いたかったから………』
もうテヒョンの、その数ミリ先の唇に自分からこの唇を押し付けてしまいそうになる。
『罰ゲーム受けてくれるよね?』
「もちろん、謹んでお受けするよ」
『謹んで受けるって言ったよな?』
「うん………」
『じゃ、俺の傍から一生離れないで。もちろん拒否権はない』
そう言ったテヒョンの唇は私の唇を奪った。
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