校内ランキング戦
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
遠征!
.
「では向かうぞ。全員バスに乗れ」
手塚部長の支持に従いみんながゾロゾロとひとつのバスに乗って行く。 さて、どこに座ろうか。辺りを見渡してみるとほとんどの席が埋まっていたので前の方に座ろうと足を向けると突然手を掴まれた。
「名前ちゃんは僕の隣ね。」
「おっ!不二先輩いいんですか?」
「構わないよ。さ、座って」
ポンポンと隣の席に手をついて座れと合図をされる。大人しく座ると、満足げに不二先輩は笑った。普段意味深な笑い方をしたり怖かったりする時はあるけれど基本的に優しくていい人だ。イケメンだし。あとイケメンだし。それからイケメンだし。
「なにかな?そんなに僕の顔見つめて」
「いえ!今日もイケメンですねー!」
「ふふ、ありがとう。名前ちゃんも今日もかわいいよ」
「キャ~!まじですか!?海堂聞いてー!私かわいいってー!」
「うるせえ!!」
不二先輩に褒められたことを自慢してやろう。と後ろに座っている海堂(ちなみにとなりは乾先輩)に満面の笑みで自慢をしてみせる。そしたら「うるせえ!!」と罵声が飛んできたがいつものことなので華麗にスルーだ。むしろ海堂薫のうるせえは日常用語なので気にすることなんて皆無なのだ。いちいちくらっていたらマネージャーなんてできるわけない。
あっかんべーをして前を向いた。
「ほんとに君たち仲いいね。妬いちゃうなあ」
…妬いちゃう!?
誰が誰に?不二先輩が、私に………?
もしかして、不二先輩と海堂はそういう関係だったのだろうか。だから必要以上に仲良くする私のことが気に入らないから…物理的に焼こうとし、して…!?
「ごめんなさい!!そんなに不二先輩と海堂って仲良かったんですね!!私別に海堂のことそういうふうに見てたんじゃないんです!いや、足綺麗だなとか思ってはいま…いや黙っとこ!」
全部言い終わり深々と頭を下げてみせる。不二先輩の顔なんて怖くて見れるわけない
(いや知らなかったよー。不二先輩~!海堂と一緒にいることそんなに多くないじゃ~ん。いつから?いつからなの?私が知らないだけでみんな知ってたのかな?うわあハブだ。ハブって言うんだよこういうの。なんか地味にショックなんですけども~~~)
「…君は本当に。馬鹿というか…鈍感というか」
脳天にチョップが刺さる。痛すぎて顔を上げると余計に怒っている様子の不二先輩。アッこれ私殺されるヤツだ。もうすぐ死亡だ。死ぬんだ。実家のお父さんお母さん可愛い弟。みんなさようなら。わたしは青学テニス部マネージャーになれて幸せでした。
「海堂と僕はそういうんじゃないから。次言ったら…どうなるかわかってるね?」
「ハァイ!!!!!!!!!!」
元気よく返事をすると前の席の手塚先輩にいい返事だと褒められた。
.
「では向かうぞ。全員バスに乗れ」
手塚部長の支持に従いみんながゾロゾロとひとつのバスに乗って行く。 さて、どこに座ろうか。辺りを見渡してみるとほとんどの席が埋まっていたので前の方に座ろうと足を向けると突然手を掴まれた。
「名前ちゃんは僕の隣ね。」
「おっ!不二先輩いいんですか?」
「構わないよ。さ、座って」
ポンポンと隣の席に手をついて座れと合図をされる。大人しく座ると、満足げに不二先輩は笑った。普段意味深な笑い方をしたり怖かったりする時はあるけれど基本的に優しくていい人だ。イケメンだし。あとイケメンだし。それからイケメンだし。
「なにかな?そんなに僕の顔見つめて」
「いえ!今日もイケメンですねー!」
「ふふ、ありがとう。名前ちゃんも今日もかわいいよ」
「キャ~!まじですか!?海堂聞いてー!私かわいいってー!」
「うるせえ!!」
不二先輩に褒められたことを自慢してやろう。と後ろに座っている海堂(ちなみにとなりは乾先輩)に満面の笑みで自慢をしてみせる。そしたら「うるせえ!!」と罵声が飛んできたがいつものことなので華麗にスルーだ。むしろ海堂薫のうるせえは日常用語なので気にすることなんて皆無なのだ。いちいちくらっていたらマネージャーなんてできるわけない。
あっかんべーをして前を向いた。
「ほんとに君たち仲いいね。妬いちゃうなあ」
…妬いちゃう!?
誰が誰に?不二先輩が、私に………?
もしかして、不二先輩と海堂はそういう関係だったのだろうか。だから必要以上に仲良くする私のことが気に入らないから…物理的に焼こうとし、して…!?
「ごめんなさい!!そんなに不二先輩と海堂って仲良かったんですね!!私別に海堂のことそういうふうに見てたんじゃないんです!いや、足綺麗だなとか思ってはいま…いや黙っとこ!」
全部言い終わり深々と頭を下げてみせる。不二先輩の顔なんて怖くて見れるわけない
(いや知らなかったよー。不二先輩~!海堂と一緒にいることそんなに多くないじゃ~ん。いつから?いつからなの?私が知らないだけでみんな知ってたのかな?うわあハブだ。ハブって言うんだよこういうの。なんか地味にショックなんですけども~~~)
「…君は本当に。馬鹿というか…鈍感というか」
脳天にチョップが刺さる。痛すぎて顔を上げると余計に怒っている様子の不二先輩。アッこれ私殺されるヤツだ。もうすぐ死亡だ。死ぬんだ。実家のお父さんお母さん可愛い弟。みんなさようなら。わたしは青学テニス部マネージャーになれて幸せでした。
「海堂と僕はそういうんじゃないから。次言ったら…どうなるかわかってるね?」
「ハァイ!!!!!!!!!!」
元気よく返事をすると前の席の手塚先輩にいい返事だと褒められた。