校内ランキング戦
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越前リョーマはすねやすい
.
「…名前先輩」
「あれ?リョーマくんだ。レギュラー入りおめでとう!」
「…まだ決まってねぇっすけどね」
帽子を深く被りそっぽを向いたリョーマくん。生意気なところがこれまた可愛い。けれど可愛いと言ったらきっと怒るだろうからそっと胸の内にしまい込んだ。
タオルとドリンクを渡してあげると大人しくそのタオルで汗をふきドリンクをがぶ飲みした
「海堂強かったでしょ。でもまさか勝っちゃうなんてリョーマくんすごいなあ」
「先輩は、ずっと海堂先輩のこと応援してたっスよね」
「エッあーうん。確かに。ごめんね贔屓とかじゃなくて、何となく海堂のが付き合い長いし…なんていうか…うーん…いやこれ贔屓っていうのか…」
いつぞやの手塚先輩のように贔屓していると思われたのだろうか。確かにマネージャーなのに私情を挟みすぎた。なんとなく私は海堂には甘いらしい。いつも努力している姿を見ていたからなのか応援したくなってしまうのだ。
かといってリョーマくんのことを応援していなかった訳では無いが
「違うっす…その…」
「うん?」
「俺のことは、応援してくんないんスか」
.
可愛い~~!!!!
照れたように顔を伏せ、小さな声でそう呟いたかわいいかわいいリョーマくんを思わず抱きしめた。途中「ちょっと」「離して」とかいろいろ聞こえてきたけれど無視だ。かわいくてしょうがない。
どこか私の弟と重なるところがあるからきっと可愛いと思ってしまうんだろう。はぁ~年下最高!
「ごめんごめん!明日はちゃんとリョーマくん応援するから!」
「…調子いいなぁほんと」
「も~拗ねないでよ!!」
「じゃあ罰に今日一緒に帰るよ」
「いいの?!むしろご褒美では…」
願ってもないお誘いである。
それじゃ罰にならないと何度も言ったが「人によっては罰になる」と教えてくれた。一体リョーマくんと一緒に帰ることが誰のなんの罰になるのかわかったことじゃないけれど、リョーマくんがそれで許してくれるなら願ったり叶ったりだ。
_____
全試合終了。部誌も書いた。戸締りOK。よし帰れる。待ってくれているであろうリョーマくんの所に急がなくては。
「おい金丸」
「あ、海堂~!」
「今日……送ってや」「ダメっすよ」
海堂に話しかけられて応じているといきなり手を引かれ体が後方に引っ張られた。おっとっと、とよろめくとガッチリリョーマくんが肩を支えてくれた。小さいのにカッコイイ。やばい近くで見ると余計にイケメンだ。
これはファンクラブがあるのも納得だ。
「今日かりん先輩は俺と帰るんで」
「…?よくわからんけど海堂ばいばーい!また明日ね!」
リョーマくんに急かされて海堂に手を振ってから背を向ける。リョーマくんを見ればわかりずらいけれど少しだけ口角を上げていた。いたずらっ子みたいでかわいいなと思った。
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「…名前先輩」
「あれ?リョーマくんだ。レギュラー入りおめでとう!」
「…まだ決まってねぇっすけどね」
帽子を深く被りそっぽを向いたリョーマくん。生意気なところがこれまた可愛い。けれど可愛いと言ったらきっと怒るだろうからそっと胸の内にしまい込んだ。
タオルとドリンクを渡してあげると大人しくそのタオルで汗をふきドリンクをがぶ飲みした
「海堂強かったでしょ。でもまさか勝っちゃうなんてリョーマくんすごいなあ」
「先輩は、ずっと海堂先輩のこと応援してたっスよね」
「エッあーうん。確かに。ごめんね贔屓とかじゃなくて、何となく海堂のが付き合い長いし…なんていうか…うーん…いやこれ贔屓っていうのか…」
いつぞやの手塚先輩のように贔屓していると思われたのだろうか。確かにマネージャーなのに私情を挟みすぎた。なんとなく私は海堂には甘いらしい。いつも努力している姿を見ていたからなのか応援したくなってしまうのだ。
かといってリョーマくんのことを応援していなかった訳では無いが
「違うっす…その…」
「うん?」
「俺のことは、応援してくんないんスか」
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可愛い~~!!!!
照れたように顔を伏せ、小さな声でそう呟いたかわいいかわいいリョーマくんを思わず抱きしめた。途中「ちょっと」「離して」とかいろいろ聞こえてきたけれど無視だ。かわいくてしょうがない。
どこか私の弟と重なるところがあるからきっと可愛いと思ってしまうんだろう。はぁ~年下最高!
「ごめんごめん!明日はちゃんとリョーマくん応援するから!」
「…調子いいなぁほんと」
「も~拗ねないでよ!!」
「じゃあ罰に今日一緒に帰るよ」
「いいの?!むしろご褒美では…」
願ってもないお誘いである。
それじゃ罰にならないと何度も言ったが「人によっては罰になる」と教えてくれた。一体リョーマくんと一緒に帰ることが誰のなんの罰になるのかわかったことじゃないけれど、リョーマくんがそれで許してくれるなら願ったり叶ったりだ。
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全試合終了。部誌も書いた。戸締りOK。よし帰れる。待ってくれているであろうリョーマくんの所に急がなくては。
「おい金丸」
「あ、海堂~!」
「今日……送ってや」「ダメっすよ」
海堂に話しかけられて応じているといきなり手を引かれ体が後方に引っ張られた。おっとっと、とよろめくとガッチリリョーマくんが肩を支えてくれた。小さいのにカッコイイ。やばい近くで見ると余計にイケメンだ。
これはファンクラブがあるのも納得だ。
「今日かりん先輩は俺と帰るんで」
「…?よくわからんけど海堂ばいばーい!また明日ね!」
リョーマくんに急かされて海堂に手を振ってから背を向ける。リョーマくんを見ればわかりずらいけれど少しだけ口角を上げていた。いたずらっ子みたいでかわいいなと思った。