喧嘩
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一緒にポートマフィアに帰って来ると
「何じゃ。太宰も付いてきおったのか」
「私の可愛い部下を泣かせた罪は大きいのですよ。姐さん」
「そうじゃの。じゃが、中也は梓紗と一緒に執務室に戻っておれ」
「何故ですか」
「中也がピリピリしているのがよく分かる。
其れだけ、喧嘩をしていた時間が長かったのじゃ。コヤツのせいでの」
捕らえられている女の人に、睨まれるように見られると
「そんな眼で俺の“女”を見るんじゃねえ」
「…っ」
あたしの事、捨てないでいてくれるの?
「俺の…おんな?
こんな子供が…あなたの恋人だというのですか!?」
「あぁ。だがな。子ども扱いするんじゃねぇ
てめぇがどうこう言おうが、俺の女は
今も今までも、これから先も此奴だけで十分だ」
「!!」
ふっと笑った太宰さんと紅葉様を見ると
安心したような顔をしていてくれて
「俺が此奴を捨てる時は、俺が死ぬ時だ」
「や…やだっそんな事!」
ギュウとめい一杯中也の外瘻を握ると
「此奴はこういう女だ。テメエ等には扱えねぇ女だ。
扱えんのは」
「ポートマフィアと私たち武装探偵社くらいだろう」
「た‥探偵…社…が何故!」
「私は元、ポートマフィアだからねぇ」
「!?」
驚いたような顔をしている女の人
「中也を狙ったのは、1番良くマフィアの外に出ている人間で梓紗ともよく一緒にいるからだろう
あわよくば、2人が別れれば中也を自分の物に出来ると。そう考えて」
「な!?」
何で…
「貴方は、こんな所に居るべき人間じゃない」
「え?」
「どうしてか分かる?」
「どういう意味だ」
「観月は、我々のボスと同じ苗字。
貴方は、私たちの上に立つべき人間。
そして、ポートマフィアの敵であるべき人間」
「な!?」
「其れを決めるのはあなたたちじゃない。あたしよ
あたしの居場所は此処で、中也の横だもの。
中也が別れを切り出して来るその日まで」