クリスマス
お名前をどうぞ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
パパに連れられてきたショッピングモール
塗り絵をかごに入れたパパはその足でおもちゃ売り場へ
「いっぱいだねー」
「だな」
一寸だけ奥に会った欲しかった玩具
「パパー!」
「おーどうした」
「あったの!」
玩具をなんの迷いもなく持ったパパに
「あんなお父さんで羨ましいわね」
「そうねぇ」
レジを通すと、其の儘箱を開けて貰って押し車に人形を乗せて一緒に歩いて行く
「おさんぽー」
「壊されないようにな」
「うん!」
押し車を押しながら歩いてきたのはポートマフィアの本部で
「あれ?中也君。休みでは無かったのかね」
「まぁ、いろいろと。少しだけ休憩したらすぐに帰る」
「そうか」
「じーじ!みて!」
「おや。また新しいものを買ってもらったのかね」
「太宰ん床の娘に縫いぐるみ引っ張られて駄目にして大泣き。んで其の儘買い物をして今帰りの途中だけどどうせ、既に眠いんだろうよ此奴は」
「成程。では車を回して来よう」
「わりぃな」
「構わん。幹部と孫娘に何かあってからでは遅いからな」
「そうか」
夕方あたしが起きると
「ふにゅー…」
「起きたかね。陽葵」
「じー…じぃ?」
「そうだとも。中也君も帰れる支度が出来ているぞ」
「パパ?」
「あぁ」
「かえぅ」
ベッド柄降ろしてもらうとよたよたと覚束ない足で執務室にいるであろうパパの所に行く
「起きたか」
「ぁぃ」
「帰るぞ」
あたしを抱えて、勝ってもらったおもちゃを乗せることが出来ないからと
執務室に置いて帰ると言ったパパにしがみ付いたあたし
「ったく。泣いたり寝たり忙しい奴だ」
「それでも確りと面倒を見ているのですから流石でしょう」
「仕方ねぇだろ。此奴が俺の娘だって首領からも証拠を見せられてんだから」
「そうですな」