クリスマス
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「とどかない…」
どうしても小さいあたしには上の方は届かなくて
「##NAME1##や」
「こうようさん?」
「中也が帰ってきたら手伝ってもらえばよかろう?」
「パパ、かえってきたらしてくれる?」
「勿論じゃ。ずっとやっていては疲れてしまうぞ。少し休憩をしようかの」
「はぁい」
「陽葵ちゃーん」
そう抱き着こうとしてきたポートマフィアの首領である森さんに
ヒョイッと抱き上げられたあたし
「きゃーーっ」
「新しい洋服を買って来たのだよぅ。其れを着てはくれないかねぇ」
「きていいの!?」
「勿論だよ。紅葉君も来るかい?」
「陽葵が毒される前にははならかさなくてはいけないのでな」
「酷いなぁ」
紅葉さんん抱えて貰って来た首領の部屋。その一角に置いてあった洋服の山
「たくさん!」
「そうじゃのぉ。じゃが、中也とて買えぬ訳ではないじゃろうに」
「そうだねぇ」
下におろしてもらってあれこれ着て行く事数時間
ガチャリと開けて入ってきたのはパパで
「パパ!」
「え?あ?何で陽葵が?」
「いやぁ。私と紅葉君で連れて来たのだよ。陽葵ちゃんの洋服をあまりにも可愛くて買ってしまってねぇ」
マジマジと見てくるパパに
「良かったじゃねぇか」
「だっこぉー」
片手で抱っこをしてくれるパパは其の儘
「陽葵これを渡せるか?」
「これぇ?」
「そうだ。大事なもんだぞ」
そう言って渡された書類を首領に渡すと直ぐに確認をしてくれる首領は
「流石は中也君だね。ご苦労様」
「では」
あたしを抱えたまま部屋を出ようとしたパパを止めた紅葉さん
「此れを貰って言っておやり」
「ですが」
「陽葵がたいそう気に入っておったぞ」
「後で部下に中也君の執務室に運ばせるよ」
「すいません」
そう言って出て来たあたしとパパ
「パパ。あのねあのね」
「何だ」
「きにおかざりのせたいの」
「木に飾りだぁ?」
「うん!みちぞうくんたちともやってたんだけどね?[#dc=2
#]じゃとどかなくて、じーじがパパがかえってきたらいっしょにって」
「そういう事か。あの中途半端な飾りつけは」
下に降りると、道造君とじーじがまだいてくれて
「わりぃな」
「いえ」
パパの異能力で上にあげてもらうと色んな飾りをつけていく。そうそう時間もかからず終わらせた飾りつけ
「陽葵此れは見ただろ?」
「うん!」
出来上がった樹はクリスマスツリーで