ハロウィン
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「心陽」
「やだっ」
パパの持っている合鍵で入ってきたのであろう中也君が其処にはいて
「なら選べ。明日無理にでも行って心陽のその風邪を悪化させて首領に心配を掛けながら長ーくベッドにいるか。さっさと治して心陽の状態がいい日に行くか」
「なおしてからいく…」
「それがいいよな?俺も首領もだから明日は無理だっつったんだ
首領が心配してる。さっさとその風邪を治してやれ」
「ぁぃ」
中也君に抱えらて部屋から出ると心配した顔のパパがちゃんとに其処にはいてくれて
「大丈夫かい?」
コクリと頷くと
「今日は早く帰って温かくして寝ようね」
「おこらないの?」
「怒ることはしてないだろう?きっと、熱が出て不安だったものが一気に出たんだよ。大丈夫ちゃんとに寝ていたら直ぐに風邪なんてよくなるよ」
「うん…」
「首領」
「いや。此処で構わないよ。ベッドを上げてきて貰えるかな」
「分かりました」
その日の夜さらに熱が上がり40℃を超える熱を出したあたしが何故かその日に、異能力を発現させたのだ
「何ですか。森さん。急に呼び出すなんて」
「心陽を見てはもらえないかい?」
「心陽?」
「熱が出ているこの1番危ない時に異能力を発現させたのだよ」
「へぇ」
奥の部屋に普通に入ると
「さむっ」
「だろう。これがあの子の異能力なのだよぅ。エリスちゃんも入れないくらいに寒くてねぇ」
其の儘奥に来てくれた治君は
「おやおや。これは随分と白雪姫かな。真っ赤で可愛らしい。でも悪いね。」
異能力を発動させた治君はあたしの異能をあっという間に消したのだ
「熱を出してからの発現。まれにあるタイプじゃないですか」
「だろうね。明日にはきっと元気になっているだろう」