喧嘩
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「紅葉様。梓紗さんは分かりますが
他の方々は一体…」
「覚えておくがええ。太宰と中也の妹たちじゃ」
「へ?中原幹部に妹さんがいらしたのですか」
「そうじゃ」
車に入れられたあたし達は、其の儘紅葉様の自宅で女子会をすることに
「その内、銀と鏡花が来るそうです」
「そうかえ」
紅葉様の自宅で作るおかずに対し出してくるお酒が合うのかは謎だけど
「相も変わらずじゃの。梓紗の料理の腕前は」
「ほんと」
「中也にはもったいないわ」
そう言われてしまっている中也
「そんなに不安かえ」
「え?」
「まぁ、仕事で離れるとなるのとは又別問題。ですものね。特に梓紗は」
「…どうすればいいのかな」
「え?」
もう、どうすればいいのか、分からない…
それがあたしの今の率直な感想だ
「梓紗のしたいようにすればいいのじゃよ」
「あたしの?」
「そうじゃ」
「姐様」
「確かに、あの写真は紛れもなく中也じゃ。
じゃが、女とあって居ればどれだけ
アヤツが酒を飲んでおっても分かるはずじゃがのぉ」
そう言えば…
「首領…鴎外殿も知らぬ。太宰の奴も
知らぬ奴とならば、マフィア関係者の人間の可能性も考えたんじゃがの」
「其れは考えにくいわ。お兄ちゃんが、梓紗に黙って1人で行くなんてほぼあり得ない。広津さんや一緒に行く人たちがいるでしょ」
「そうじゃの」