ハロウィン
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「おや。それをキミが言うのかい?首領の娘である心陽の言う事も聞いてあげられないような中也がねぇ」
「な!?」
「言っているだろう?心陽にポートマフィアは似合わない。それが例え森さんの娘であってもだ」
「こはる、はろうぃんしたいのに」
「だーかーらー」
「どうせ、ちゅうやくんはだめだっていうもん」
中也君の言うことを先に言うと
「分かってんじゃねぇか」
と返されてしまった
「おさむくんとあそんでくる」
「おい」
「心陽ちゃん。では10月31日は探偵社においで」
「いいの!?」
「勿論。ただしちゃんと森さんには話しておくのだよ」
「はーい」
「手前ぇ」
「心陽のお願い1つも聞いてあげないような幹部君とは一緒に居たくないだろうね。
其れなのに、何故君が心陽の護衛も任されているのかが謎過ぎるのだけれどね」
そう言って帰って行った治君
「心陽。帰るぞ」
「うん」
ポートマフィアに帰って来ると
「あ、中也さん。お嬢様と一緒だったのですね」
「何かあったのか」
「首領が御呼びになっていますが」
「首領が?」
「はい」
パパのいる執務室まで行くと
「お帰り。心陽」
「ただいまっあのね!」
「心陽の話は後で聞くよ。中也君に1つ頼みがあってねぇ」
「頼みですか」
「あぁ。心陽ご所望のハロウィンをしようと思ってね」
「!!」
驚いてパパの顔を見ると笑っていて
「ただし、当日は探偵社で預かってくれると言う事だから、その前日に行おうと思っていてね」
「はい」
「すまないが、全組員に通達をしておいてくれ」
「其れは構いませんが、しかし当日の仕事がある者は」
「昼間に回しても構わない仕事ばかりだろう。だから、昼間に片付けて貰ってくれ」
「承知しました」
パパの部屋にいるからなのか、中也君は部屋から出て行って
「パパ」
「太宰君に会ったのだろう?」
「うん!それでね。たんていしゃにおいでっていわれたの!」
「気を付けて行って来るのだよ?太宰君の事だから迎えに来そうな気もするのだけれどね」
「ほんとう?」
「あぁ。さて心陽がハロウィンで着る洋服を見繕いに行こうかねぇ」
「あのね」