ハロウィン
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「パパー!」
そう言って真っ暗の部屋の中入ってきたのは、机に手を当てて何かを考えている感じの父親でこの組織の
「どうかしたのかね。心陽」
「こはるねー?はろうぃん。してみたい!」
「ハロウィン?10月31日のかい」
「うん!」
と言ったのが事の始まりでもある、その日の夕方。
「どうかしたんですか首領」
「いやぁ。心陽にね」
「心陽ですか」
「あぁそうなのだよ。今日急にハロウィンがしたいと言いだしてね」
「今子供たちには人気みたいですからね。姐さんとも相談してみましょう」
「すまないね」
「いえ」
奥の部屋から出てきたあたしに、なんの驚きもしないのは日常茶飯事だからだろう
「あれぇ?ちゅうやくんだ!こうようさんもいるの!?」
「紅葉君は今日はいない様だけれど」
「ちぇーっちゅうやくん!きいて!」
「すまない中也君。少しの間見ていてくれるかい」
「構いませんよ」
首領の部屋を出ると
「ったく。首領を困らせるなっつってるだろうが」
「だってぇ…」
心陽はこの裏社会組織ポートマフィアの
「姐さんが帰ってきたら相談してやる、それまでは保留だ」
「えーっ」
保留と言われた言葉にムーッとしていると
「あのなぁ」
「ならたんていしゃであそんでもらうからいいもん」
「ざけんな!」
探偵社と言う言葉は禁句では無いけれど、あまり使って欲しくないワードでもあるのだ
それは、探偵社には中也君の元相棒がいるからであり、今は停戦協定を結んでいるのもあって何もできないが敵対異能組織でもあるからだ
「じゃあ、する!」
「保留だ!」
中也君に見て貰うということは、ポートマフィアの本部でならどこに居てもいいということになる
本部から出て直ぐの所に居たのは見覚えのある身長の高い男の人
「おさむくんだ!」
「おや心陽ちゃんではないか。どうかしたのかい?」
「あのね。はろうぃんしたいのにちゅうやくんが、ほりゅうって…」
「おや。もうそんな時期だったのだね。でも何で急にハロウィンなのだい?」
「ほいくえんでやったの。でも、みんなともしたかったの」
「そうか」
ん~と考えた治君は
「よし。探偵社においで」
「いいの!?」
「駄目に決まってんだろ。何を考えてやがる心陽」
後ろから声がしたと思ったら
「げぇっ中也かぁ」
「其れはこっちの台詞だ。何うちの首領の娘誘拐しようとしてやがる」
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