子供
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唯愛も学校が休みの度にポートマフィアに行って居たり、武装探偵社に行っていたりするものだから驚きだ
「ママ!」
「んー?」
「明日から探偵社に行って来るね!」
「はいはい。気を付けていくのよ?」
「うん!」
明日は探偵社なのか。中也も明日は本部で書類の仕事だって言っていた気がする
「治君とね、国木田君と、乱歩君に宿題を見て貰うの!」
あ、そう言う事か
唯愛は難しい宿題のある時は太宰さんたちに宿題を見て貰うのも日課だ
「見て貰えるといいわね」
「うん。学校の先生よりも覚えやすいんだよ」
そりゃ、太宰さんに関しては首領に次いでのプレーンの持ち主だったしねぇ
「唯愛の先生になって欲しいなぁ」
「誰に先生になって欲しいだぁ?」
「お父さん!」
「お帰りなさい」
「あぁ」
中也の腕には、幼稚園に上がったばかりの娘の存在があって
「寝ちまった」
「ごめんね?」
「かまいやしねぇよ。お前は自分の心配をしてろ」
そうだけど
「首領が心配してたぞ」
え?
「1人で抱え込まねぇかってな」
「大丈夫よ。其れよりも明日は探偵社に行くみたいだけど。あの子は」
「そうか。だからあの木偶に先生になって欲しいってか」
「学校の先生よりも教え方が上手なんですって。其れはそうよね。ポートマフィアの元5大幹部であの頭脳の持ち主だったんだもの」
「そうだな。まぁ、アイツが其れがいいなら別に構いやしねぇけどな」
「そうなの?」
「あぁ」
唯愛が来て数年。こんな風になるなんて想像していなかった
していたのはきっと首領と紅葉様。そして太宰さんだけだろう。末恐ろしい人たちだ
「乃愛」
「んー?」
「こうして過ごせてたら、幸せだな俺達も。こうして唯愛の成長を見て行けたら幸せだな」
「そうね」
きっとこの子の成長をこれからも見て行けるのはあたし達でありたいと思うのだ
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