子供
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色々と話している最中だった
「ん゙~~」
「起きたかな」
目を擦りながら起きた唯愛
「あれぇ?あきちゃんたちがいるぅあれれ?」
キョロキョロとしている唯愛は此処が何処だか未だに分かって居ない様子で
「唯愛。此処は探偵社だ」
「そっか!」
「だが、そろそろうちの首領も痺れを切らしそうだな」
「あー…」
確かに…
「なんでぇ?」
「お前に会いたいんだとよ」
「いっていいの?」
「あぁ」
立ち上がった唯愛とあたしを見て子供を受け取ると
「この子は素敵帽子君に似るね」
「え?」
「そうかよ」
その言葉と同時に
「あの木偶は居ねぇことに安心してるがな」
「太宰さんなら」
「下にいると思いますけど」
下?なんて思っていると
「やぁ」
「げっ」
「酷いなぁ中也。乃愛を連れてくるのなら声をかけてくれても良かったじゃないか」
「てめぇに会わせるつもりはなかったけどな。唯愛が散々世話になったしな」
「全くだよ」
「おさむくーん!」
「おや。今日も元気だねぇ」
「散々寝てたからな」
「へぇ。寝てたの」
「じーじたちのところにいくの!」
「そうかい」
「「じーじ?」」
「お前たちも見た事あるだろ。此処に1度だけ来ているって聞いてるぞ。黒蜥蜴が」
「あぁ」
「唯愛はその黒蜥蜴の広津さん…眼鏡をかけた方でね。その方が拾ってきた子なのです」
「そう言う事か」
「そのうち首領の事もそうやって呼びそうでこえーよ」
「そうね」
「森さんなら喜びそうだけれどね」
「どうだかな。じゃあな。探偵社今回ばかりは世話になった」
「ばいばーーい」
手を振った唯愛は中也と手を繋いで一緒に階段から降りて来ていて
車に乗り込んで来た先はポートマフィア本部だ。其れも、首領の部屋の前に今は来ている
「首領」
「入って良いよ」
ガチャとドアを開けた中也と並んで一緒に入ったあたしと唯愛
「唯愛ちゃーん!」
「きゃーーっ」
見てくれ給え。そう言って来た首領の手の中には、女の子の服がたくさんあって
「エリス嬢に断られたんですか」
「そうなのだよぅ」
「だからって、うちの娘に着させなくとも」
「そうかい?其れはそうと。出産と退院おめでとう」
「ありがとうございます」
「小さい頃から君たちを見ている私としては、孫が出来たようでうれしい限りだよ。唯愛ちゃんもね」
「ほんとう?」
「あぁ。今回は勝手を知って居る太宰君に頼んでいたみたいだね」
「はい。向こうでもそれなりに楽しく過ごしていたようですが」
「そうかい」
首領がエリス嬢を出してくると
「あら唯愛じゃない。其れに乃愛が抱えているのは子供?」
「えぇ。そうですよ。エリス嬢。あたしたちの娘です」
しゃがみ込んでみせると
「あら。可愛いわね。唯愛には負けるけれど」
なんて言った後に、エリス嬢と遊び始めた唯愛
「然し、予定日よりも少し遅れていたようだけれど」
「そうですね。1週間は遅れていますが先生は気にしなくてもいいとおっしゃっていましたので」
「まぁ。何はともあれお疲れ様だね。この後はゆっくり休んでから帰るといい。中也君の執務室を広くしようと考えているところだからね」
「「え?」」
「別に俺はそこまで広くなくても」