子供
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其の儘。1度家に帰ると
「パパもどっかいくの?」
「行かねぇよ。じゃなかったら迎えに行けねぇし帰ってこれねぇだろ」
「そっか!」
ウキウキな様子の唯愛は
「ママは?」
「明日帰って来る。一緒に迎えに行こうな」
「ゆあもいっしょにいけるの?」
「あぁ。保育園、明日まで休みにしてるしな」
「わぁい!パパといっしょにごはんたべるの!」
「おー。食べような。何喰いたい」
太宰からは、オムライスを2日間連続で食べていると連絡を貰っていた
「ゆあはねー」
「オムライスは無しな」
「なんで?」
「昨日、オムライス食ったって太宰から聞いてるぞ」
ぶーとむくれた唯愛を他所に
「なんかうまいもんでも食べに行くか」
「いく!」
其の儘中也は唯愛を連れて行った場所は、和食の料亭で座敷のある部屋だった
翌朝
朝早くから中也と一緒にあたしの部屋に来た唯愛
「おはよう。唯愛」
「ママだ!」
「そうね」
「あれ?おきがえしてる」
「今日、唯愛と愛芽と一緒におうちに帰るんだもの。着替えているに決まって居るでしょう」
「ほんと?」
「んじゃ、手続してくる」
中也が退院の手続きをしている最中に唯愛はあたしの膝に乗って来ていて
「ママのにおいだ」
「終わったぞ…って寝てんのか」
「今寝ちゃった」
中也が唯愛を抱いてくれるとあたしは愛芽を抱きかかえて
「朝早く起きてたからな。落ち着かなかったんだろ」
「そっか」
家に帰る前に、探偵社によると
「おや」
「お久しぶりです」
「元気そうだけど、重くないのかい」
「どうなんでしょう?あまりそう感じたことはないですけど」
後から来た中也が抱えてきた赤ちゃんを見て
「小さい…」
「鏡花。貴方もこれくらい小さかったのよ」
「私も」
「そうよ。其れと、此れを皆さんで良かったらどうぞ」
手土産を持参したのは、散々唯愛の面倒を見て貰っていたからだ
「唯愛に勉強迄見て貰って助かりました」
「構わん」
「んーー…」
顔をすりすりし始めた唯愛を見てみるも起きる気配が全くない
「随分とべったりだねぇ」
「朝早かったんだ此奴が起きたのが。だからだろ」
「此れでも掛けておいてやんな」
そうブランケットを出してきてくれた与謝野先生
「ありがとうございます」
「にしても寝顔は年相応だねぇ」
「そうなんですかね」
「あぁ」