子供
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横目であたしと唯愛を見て
「寝ているのですか」
「そ。あれだけ遊んでもらったんだもの久々に龍之介に会えて、遊んでもらったのがこの子は嬉しかったのよ」
「そうですか」
「あ、芥川さん!?」
「この方は中也さんの妻だ。そして、遊撃隊の元上司でもある」
「!?」
「嘘だ!」
「ん゙ーー…っ」
「貴方達がそんな大きな声を出すから起きちゃったじゃない」
「マ、マ?」
「此処に居るわ」
「パパ…」
「やつがれはパパではない」
「りゅーくん…だっこぉ」
「な!?」
後ろから足音が聞こえている恐らく中也だろう
「何、人の部屋の前で」
「ちゅ、中也さん。この女が…!」
「誰が、この女だぁ?此奴は俺の嫁だ。テメエ等にも話したし首領からも、写真付きで報告が上がってただろうが」
「ゔ~~…」
「人の嫁と何の関係もねぇ俺の娘を怖がらせたのはテメェ等だろうが」
「「!?」」
「パ…パァ?」
「おう。帰ったぞ」
「だっこぉ!!」
「ほら、来い」
中也の腕の中に行くと安心したのか直ぐに眠りについた
「ったく。テメェ等のせいで唯愛の機嫌が悪かったじゃねぇか」
「な!?」
「其れはそうよ。寝ていたのに大きな声で話されて、起こされればそうなるわ」
「な!?」
「テメェ等には後で罰を与える。覚悟しておけよ」
「げ…」
逃げるように中也の執務室の前から去って行った部下たち
「龍之介もありがとう」
「いえ。何事も無くてよかったです」
「龍之介が来なければ、この子がもっと危険に晒されていたかもしれないわ本当にありがとう」
「いえ」
2日後
探偵社の前に中也と一緒に付くと中也から離れようとしない唯愛
「おや。珍しいね。中也から離れないとは」
「何かあったんですか」
「いや。昨日は何も無かったんだがな」
「何もなかったのに離れようとしないなんて君たちがこの子を引き取った時以来じゃないかい」
「あぁ」
「唯愛?」
「ゆあママたちといっしょにいる」
え?
「おや。今日は遊園地に行くのではなかったかい?」
「ママとパパといっしょにいる」
「「?」」
「ねぇ、中也。本当に何もなかったのかい?」
「あぁ」
「あったとして2日前。中也の部下にね」
「あぁ。そう言う事」
「んだよ?」
「彼女は、乃愛を中也の部下に取られると思ってしまったのだよ」
はい?
「だから、一緒に居られた昨日は何も無かった。だが、今日は此れで置いて行ったら乃愛を取られ迎えに来てくれない。そう思ったのだろう」
「成程な」
「唯愛」
「ママ?」
「行っていらっしゃい」
「どこにもいかない?」
「当り前だろうが」
「ちゃんと待って居るわ」
「ママ!おきがえする!」
「はいはい」
「医務室でも使いな」
「ありがとうございます」
医務室に行って着替えを取り出すとこの間、中也と買って来た洋服に着替えさせる
「はい。出来上がり」
滅多に履かないズボンにしたのは遊園地で燥ぎまわりそうだと思ったから
「ママー。だいすき!」
はい?
「ままもいっしょにいこ?」
「其れはまた今度ね。今日は太宰さんと行くのでしょ?」
「うん…」
「楽しかったら、今度はあたし達と行きましょ」
「うん!」