子供
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「?」
健康診断という物が分かって居ない唯愛にとっては確かに初めての経験かも知れない寧ろ大泣きをするだろう
「いたい?」
「痛くなんてないよ?」
そう言った首領。
「唯愛ちゃんの身長を謀ったりするだけだから」
「ほんとう?」
「本当だとも。やる時は中也君と乃愛君と一緒に来るといい」
「わぁい」
「ふふ。子供は元気でいいねぇ」
なんて言いながら戻って行った首領
「なぁ」
「ん?」
「健康診断。本気でやらせる気か」
「どっちでもいいと思うのだけれど首領はやる気みたいよね」
「だよなぁ。俺達だってまだまだ分からねぇことだらけの唯愛の情報も有るわけだしな」
確かに。
「健康診断ではっきりできるものははっきりさせるか」
「そう…ね」
あの子が怖がらなければ…の話ではないのか。そう思うのも束の間
「そのための俺だろうな」
「え?」
「怖い思いをさせられても、俺がいればしがみ付いてるだろ。コイツの場合は」
「そうね」
「??」
「パパー!」
「ん?」
「もうどこもいかない?」
「明日まで休みだ」
「首領に報告は」
「済ませてくる。執務室で待ってろ」
「はいはい」
「ゆあもいっしょ?」
「そうよ」
「パパおこらない?」
「何もしなければ怒らないわ」
そんなに待って居ない間に付かれてしまったのだろうソファーで眠ってしまった唯愛
中也の仮眠室からブランケットを持って唯愛に掛けると
「パパ」
「夢の中でも中也にべったりなのかしら」
この子がお姉ちゃんになるなんて言ったらきっと驚くかしら其れとも、泣き出してしまうのかしら
「中也さーん」
そうノックもせずに入ってきた中也の部下で有ろう構成員の男の人達
「だ、誰だ!貴様は」
「然も、幹部の部屋だと分かって居ての…!」
「貴方達、中也の部下?」
「そ、それがなんだと」
「なら、中也から話位は訊いているんじゃないの?中也が結婚して、子供までいると」
「何!?そんなでたらめ!」
言っていないのか、言ったのを信じていないのかは定かではないけれど
「悪いけど。中也はあたしの旦那様だし此処には娘が今寝ているのだけれど」
「何だと!」
「ふぇ…」
あーぁ。折角寝てたのに
「ママァ…っパパ、どこぉ」
グズグズと泣いているのは、この男たちの怒った声で起こされてしまったから
「もう一寸の我慢よ」
中也のブランケットで唯愛の体を包んで抱き上げると、スヤスヤと寝始めた唯愛
「な!?」
「中也さんの大事にしているブランケット迄!」
グッとあたしの腕を引いた男
「手を離しなさい」
「此処は貴様の様な女子供が入って良い場所ではない!今すぐ出て行け!」
そう言った矢先だった
「手を離すのは貴様だ」
「あ…芥川さん!」
「然し、この女が!」
「然り。だが、この方はお前たちがそうやすやすと口を訊ける方ではない」
「ふふ」