子供?
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中也君と帰ってきたその日の夜治君が来ていて
「何でテメェが此処に居やがる」
「中也。例の異能力者の異能は解除した
あとはどれくらいでほたるが元の姿に戻るかだ。乱歩さんに言わせると明日あたりには元に戻るとは言っていたけれどね」
「そうかよ」
「おさむくんも、おとまり?」
「残念だけれど。私はお泊りには来ていないのだよ」
「えーっ」
「また今度。探偵社に遊びにおいで」
「うん!」
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太宰が帰った翌日
「ん…」
目を開ければ
「中也?」
「起きたか」
「うん。なんか、懐かしいような夢を見たのだけれど」
「夢?」
「えぇ。治君と中也に初めて会った年の頃の夢。でもあの時は治君は黒い服を着ていたのに違う服を着て喋り方も優しかったわ」
「そうか。でもなほたる。其れは夢じゃねぇ」
「え?」
夢じゃ…ない?
「太宰は今はもうマフィアにはいねぇ」
「そうね」
「そして、小さくなったお前の面倒を見たのは俺と探偵社だ」
「!!」
「そして、その探偵社に太宰はいる」
「嘘だ」
「嘘じゃねぇ。今度会いに行ってやれ」
「うん。そうする」
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