家出
お名前をどうぞ
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「なら、私が今如何して怒っているのかも和泉には、分かって居るのだろう?」
ビクッ
「本当の事でしょう?あたしは、散々我慢していましたよ。
だざ…!?」
そう言っている最中にあたしの口を塞いできた太宰さん
「ん…っふ…ぅ…」
あたしの両手は太宰さんに捕まれていて逃げ出そうにも逃げ出せないのはその所為で
「だ…ん~~~~っ」
「私の事を一体いつまで、そうやって呼ぶつもりなのだい?」
唇を離したと思ったらそう言って来た太宰さんに
「私が、和泉の事に関して、嫉妬したことがない。なんて思っていたのかい?」
!?
「心配したことがないと。本気でそう言っているのかい」
「だ…だって…」
「私は、和泉以上に嫉妬しているのだよ。探偵社の中でも、探偵社の外でも。今のこの現状にも」
!?
「ど…して?」
「どうして?決まって居るだろ和泉に変な
探偵社の中では多少我慢しているが探偵社の外で、他の男と話しているのも目線が会うのも、君の喜怒哀楽を他の男に見せるのも私には許せない事なのだよ」
「!!」
「其れに、一体いつ、私が呼び方を苗字に戻せと言った?」
あ…
==
付き合い始めた当初
「和泉ー」
そう呼ばれたのは乱歩さんで
「太宰には、今から名前で呼んであげると良いよ」
==
「其れに和泉。ここ最近寝ていないね?」
「何で」
そんなことまで
「私が此処の他の男たちが和泉と寝ている。なんてことになれば、其れは相手の死を意味するがどうやらそんなことはなさそうだね」
「何で、そう…言い切れるのですか」
「目の下に出来ている隈。探偵社に私といた時には無かったものだ。つまり、私と探偵社と離れてから出来たものだね」
「!!」
「さて、お仕置きの時間だね」
「え?」
「確りと数ケ月分の埋め合わせをしてもらおうか。訊きたいことも山ほどあるのだけれど」