ヤキモチ
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太宰さんと再会して数か月。あたしは本当にポートマフィアを抜けさせられた(強制的に)
今は、何もしていないにーと同じだ。なんて思っていると
「そんな事はないよ」
「え?」
「雪は武装探偵社に有益になる情報をくれるではないか」
「そうでもないですよ」
ただし、ポートマフィアが動くまでもない仕事でのみの活動だ
「それに、社長や乱歩さんたちも感謝してくれているよ」
「え?」
「如何したって賢治君や鏡花ちゃん敦君たちの勉学までは限度があるし、ずっとは見られない。
其処を見てくれているのは紛れもなく雪、君だ」
ん?
「鏡花とは確かに太宰さんを探しているときに会ったけれど、久しく勉学まで抜けていたというの?」
「抜けていたわけでは無いけれどどうしたって学校に行っていないとなると、他の同学年の子たちの様にはいかなくなってしまうだろう」
まぁ、そうだけれど
「その点雪が来てくれたおかげで鏡花ちゃん達の勉学も捗っているし、勉学にも自信がついているようだ」
「其れならいいのだけれど」
「其れに君が来る日は鏡花ちゃんも嬉しそうにしている。私たちは其れにも満足しているのだよ
何もしてあげられない私たちよりもよく知って居る雪が来てくれることで少しは緊張も和らぐのだろう」
鏡花が嬉しそうにしている?
「明日はまた鏡花ちゃん達の勉強を見てくれる日なのだろう?」
「え…?えぇ」
いつも鏡花の勉強を見に行くときには少しの休憩にとお菓子も持って行くことが多い
「ねぇ」
「ん?」
「鏡花たちにこの家で勉強を教えてあげたい」
「そうだねえ。今度非番の日を探してみるよ」
「ありがとう」
家を出て行った太宰さんを見送ると、キレイなこの家では何もすることがない状態で色んな問題集を買ってきては、ノートにそれを書いては問題にしていく。
それでも14歳で今現在しているのが13歳~15歳くらいの子がやっているであろう問題なので年相応の問題なのだろう
でも鏡花に関しては姐さんが所作を教えている途中だったこともあってそれも徐々に教えて行かなくてはいけないのかと思うとそれもまた大変だ