クリスマス
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「##NAME1##」
「なぁに?」
上機嫌なあたしにある意味爆弾を投下した中也君
「其れは置いて行けよ。俺の家に置いて行かれても遊べねぇだろ」
「もってくのー」
「駄目だ。置いて行け」
「やだぁ!!」
床に座り込んだあたしにはぁ。とため息をついた中也君は
「其れを持って行った所で、お前が置いて帰って大泣きをされるのが俺や太宰。探偵社には分かってんだよ」
「もってくのぉ!」
座ったまま泣き叫んだあたしに
「柚夢」
「パパ?」
「ではこうしようか」
「??」
「今日、何も持って行かず中也の所にお泊りをしておいで
その代わり、次探偵社に行くときにこれを押していくとしようか」
「いいの?」
「勿論だとも」
パパの言葉で泣き止んだあたしは
「おとありする」
「おら。来い」
しゃがんでくれた中也君の所まで行くと簡単に抱えてくれた中也君
「パパのがたかい…」
「落とすぞ」
「やぁの!」
車に乗せて貰ったあたしと
「パパはぁ?」
「アイツは来ねぇよ」
「ちゅうやくんと、ふたり!?」
「あぁ」
門まで出てきてくれたパパに
「いってきまーす」
「気を付けるのだよ?中也がいくら顔見知りとはいえ誘拐でもされたら気が気でないのでね」
「はっ俺と一緒に居て今までそんな事在ったかよ」
「されかけそうになったことがあっただろうに」
「ゃ…っ」
車からパパに手を伸ばすと
「ふふ。柚夢」
「パパぁ」
「中也と確りいるのだよ?」
「ぁぃ」
「じゃ、行くぞ。帰すときには探偵社に連れて行く」
「そうしておくれ」
ドアを閉めてくれた中也君は、其の儘重力操作で車の中にあった玩具をフヨフヨと浮かせて遊びながら運転してくれて
「相変わらずだな」