クリスマス
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「でも、太宰さんが此処にいると##NAME1##ちゃんがまたすぐに行っちゃうんじゃ」
「そうだねぇ。私もそろそろ戻らないといけないからねぇ。探偵社に帰ってからまた話を聞かせてくれ給え」
「分かりました」
広場を見るとナオミに何かを渡して一生懸命に遊んでいる姿の柚夢を見た太宰は写真を撮って其の儘別行動をすることに
「じゅんくーん!」
「はいはい。飲み物買ってくるから少しだけ待って居てくれるかい」
「うん!おねいちゃんとまってるね」
直ぐに戻ってきた潤君からお気に入りのリンゴジュースを貰うと飲み口が別になって居て
「これで飲んで平気だよ」
「ほんとう?」
「うん」
チューッと吸っていると
「おいしいっ」
「よかった。じゃあ本屋さんに行こうか」
其処でもいくつか見て欲しいと連呼していたあたし。
結局モールを出るころには外が暗くなっていて
「パパにおこられちゃうかな」
「大丈夫だよ。僕たちと一緒にいることを最初から知ってるじゃないか」
「うん」
「帰って太宰さんに話すのでしょう?欲しい物」
「うん!」
「なら、早く帰りましょう?」
「うん」
車に乗って探偵社に帰って来ると
「お帰り。随分と遅かったじゃないか」
「色々見ていたら遅くなっちゃいました」
「そうかい。決まったのかい?欲しい物」
「いっぱいあるのー!」
「「いっぱい?」」
其処だけおうむ返しをされたあたしの言葉は
「写真を撮っていますわ」
「よくやったね」
なんて色々見ているけど
「絵本か」
「はい」
大人たちはナオちゃんが撮ったらしい写真を見て話しを進めている
「ただいまー」
「ぱぱ!」
「おー。欲しいものは見つかったのかい?」
「あのね。あのねっ」
「うん。焦らずともちゃんと聞いてあげるよ」
「ほしいの、いっぱいあってえらべなかったの」
「おや。でも与謝野先生に何個と言われたんだい?」
「はちこ」
「その8個は見つかったのだろう?」
「太宰」
写真を見ていた晶ちゃん声に呼ばれたパパ
「なんです?」
「8個じゃ足りないよ。10個決めて来てる」
「おや。2つもオーバーしてしまったのか」
シュンとしているあたしに写真を見たパパは
「おや。この犬の縫いぐるみ…」
「えぇ。気に入って居ましたよ?」
「これと全く同じのを中也が持ってきてくれているのだよ」
「あら。ではこれは却下ですわね」
それでも1つ多い事には変わりはない
「絵本なら、2つを同じ人が買えばいいのか。そうすれば8個になり、柚夢が欲しいと言ったものを買ってやることが出来る」
「そうだな」