出会い
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あれから数年
探偵社も人が増え場所を移し替えた時
敦と鏡花の出会いを訊いていたのに
あたしの出会いを訊いていないと言って来た新人の事務社員の一言で
あたしの出会いまで話す羽目になったあたしと探偵社の出会い
「梓紗ー。たっだいまー!」
「お帰りなさい。乱歩さん。敦も
あれ?治さんも一緒でしたっけ?」
「いや」
「事件現場に流されてきたんだよ。莫迦だよねぇ太宰は」
なんて言っているけれど
「乱歩さん。あたしも一応は“太宰”何ですけど」
「「え?」」
そう驚いている新人
「あたしと治さんは」
「夫婦。なのだよ。一回りも年の差があるのだけれどね」
「「え?」」
「は?」
其処に驚いているのは、前からいる探偵社も同じなようで
「おま…」
「いいんですよ。気にしてないですし、今は、幸せですもの」
「そうなんですか?」
「えぇ」
あの時、見つけてくれたのが太宰さんで良かったと
父親の代わりをしてくれた、社長にも兄の代わりをしてくれた乱歩さんや国木田さんたちにも感謝はしてもしきれないくらいに感謝している
「ママー!」「パパー!」
そう元気よく探偵社のドアを開けて帰ってきた
あたしと治さんの娘2人もまた異能力者だ
「お帰りなさい」
「今日も元気だねぇ」
探偵社は、今日も子供たちの声と社員で賑わっています
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