クリスマス
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「そ。家に置いてきたあれもこの新しい服も中也からの早いクリスマスプレゼント」
「わーい」
「なんであんなのが良いのだかよく分からないのだけれど」
「そう言うな太宰」
「そういや柚夢」
「んー?」
丁度よく飲めるようになったココアをストローで飲みながら晶ちゃんの方を向くと
「口の周りもすごいけど。クリスマスプレゼント考えておきな」
「ツリー」
「は、昨日買ってもらっただろう?其れとは別にだと。社長に言われたじゃないか」
「わんちゃん…」
「「ワンちゃん?」」
「柚夢はここ最近テレビでもよく動物のテレビを見ていまして。そこで、犬を見て可愛いと言いだしまして」
「あー。そういう事か」
「ただ、私が犬が嫌いなので柚夢が確りと育てられるまでそれは飼う事は出来ないと話しましてね」
「ふーん」
そう言った乱歩君は
「僕きーめた」
そう言って来たのだ
「もう決めちゃったのかい?」
「うん。当日までは秘密だよ」
秘密だよ。そう言った乱歩君は教えてくれる気はないようだ
「はぁい」
「そう言えば来年からは幼稚園だねぇ」
「ようちえん?」
「そ。柚夢と同じくらいの年の子がいっぱいいるんだよ」
「そうなの!?」
「そうだねぇ。来年には幼稚園だねぇ」
「おともたち、できるかなぁ?」
「できるさ。柚夢は優しい子だしねぇ」
パパに口を拭いてもらって探偵社に行くと
「おはよーございます!」
「あぁ」
「おはよう」
「おはようございます。柚夢ちゃん」
「今日も可愛いですわ!ねえ?お兄様」
「そうだねぇ」
「ナオちゃん!かみのけ!」
「いいですわよ」
ナオミちゃんのいる日は恒例の可愛いヘアセットをしてもらえる日だ。
ナオミちゃんのそばに行くとナオミちゃんが座っていた椅子に座らせてくれて今日のヘアセットは三つ編みの御団子だ
「出来ましたわ」
「ありがとう」
「どういたしまして。それにしても本当に可愛いですわね。柚夢ちゃん何を着ていても可愛いなんて罪ですわ」
「柚夢にはやいさんたさんがきたの!」
「へぇサンタさんに貰ったんだ。良かったねぇ可愛いよ」
「わーい。パパ!ゆめかわいいって!」
「うんよかったねぇ。別日に蛞蝓にお礼を言わなくちゃイケナイねぇ」
「ちゅうやくん。きてくれるかなぁ?」
「きてくれるだろうねぇ」
ルンルンでいつも行くソファーに行くと
「今日もお絵描きをするかい?」
「んー」
「柚夢に宿出しを出そうかねぇ」
「しゅくたい?」
「そう宿題。クリスマスプレゼントを8コ考えておかなくちゃいけないよ」
「そんなに、みつからないー」
「だからこその、宿題さ」
「ぶーー」
「では、柚夢ちゃん。こういたしましょう?」
「ナオちゃん?」