クリスマス
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「~~♪~~♪」
「何だい。嬉しそうだねぇ。柚夢」
「うん!」
「嬉しそうなのは結構だが柚夢。お前の父親である太宰は何処へ行ったのだ!」
そう大きな声を出された瞬間嬉しそうにしていた顔が一変半泣き状態にしたのは紛れもなく国木田さんで
「おじしゃ、きらいっ」
あたしが与謝野先生の所に行くと
「国木田は良くもまぁ毎度毎度柚夢を泣かせるねぇ」
「ぅ゙…」
「あー。そう言えば、もうすぐクリスマスですね」
「「え?」」
「うん。パパがね!ゆめがいいこにしてたらサンタさんにおねがいしてきてくれるって!」
「そうなんだね。ちなみに柚夢ちゃんは欲しい物何かないの?」
「ほしいもの?」
口に指を当てて首を傾げたあたしをここぞとばかりに写真に収めていく人たち
「あのね!ゆめ…」
「うん」
「くりしゅましゅつりーがほしいの」
「「クリスマスツリー?」」
「うん。このあいだね!あつしくんとおでかけしたときに、でっかいきにキラキラしたのがいっぱいあってね。それがほしいの…」
「あー。無理だな」
そう言っている国木田さんに
「ふぇ…」
「だから子供を泣かすんじゃないよ」
「おじしゃんはしらないもん」
「僕はいいと思うけどね。社長も反対なんてしないんじゃない?」
「え?」
「きっと自分のポケットマネーから出してくれるよ。社長なら」
行っておいで。そう、乱歩君に言われるがまま社長室に行くと
「どうした」
「あのね、あのね」
「あぁ」
「ゆめくりしゅましゅつりーがほしいの」
「それではクリスマスプレゼントにならないだろう」
「しょーなお?」
「あぁ其れとは別に考えておいてやれ。ツリーは買ってきて構わん」
そう言った社長は、与謝野さんと敦君を呼び出してあたしと一緒にクリスマスツリーを見に行ってくれることに
「わぁい」
「ちゃんとお礼を言うんだよ」
「ありがとーございましゅ!」
「構わん。しかし当の太宰は何処に行ったのだ」
「あー。アイツなら重力使いの所に行っているさ」
じゅーりょくつかい?そう思っていると
「あぁ。中也さんですか」
「ちゅうやくん!?」
「まぁ、良く食いつくねぇ。何が良くてそんなにあんな重力使いがいいのかねぇ」
「あそんでくれる!」
「それは僕たちでも」
「んー…うかべるの!」
あ、そういうことか。と納得した2人
「柚夢。いいかい?今から買いに行くけど、絶対に敦の手を離すんじゃないよ」
「なんでぇ?」
「絶対に迷子になるだろ?そして柚夢のその性格上。その場にいることなんて出来るはずがないからねぇ」
ゔ~~
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