家出
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そんな話をして書いてもらった書類を受け取った後
「和泉」
「はい」
「太宰に幸せにしてもらいなよ」
「え?」
「それが僕たちが証人になった条件だ」
「…はい」
「太宰」
その直後に呼ばれた治君が振り向いた瞬間社長に何かを投げ渡されたものはカギで
「祝だ。お前たちが使え」
「ありがとうございます」
治君と一緒に新しい家に行くと大きな家があって
「流石は社長だ」
探偵社員寮に其の儘1度戻ると
「え?」
治君の部屋には、あたしが売り払ったはずの食器が箱に敷き詰められていて
「どう…して?」
「和泉と一緒に選ぶという手もあった。けれどね矢張りいろいろとこの食器にも思い入れがあるのだよ」
「そうだけど」
「まぁ、新しいものを一緒に揃えてもいいのだけれどね。あの家にはまだ何もないのだから」