8話
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「まーね。7年前に出会ってそっからだから付き合いも長いし」
同じだけ付き合いがあると言うのに広津さんは今でも怖いし嫌いだし。芥川君も其れは同じだけど
「あの人にねたった1度だけゲームセンターに連れて行ってもらったのよ」
「「マジ!?」」
「本当。アレでお兄ちゃんと同じ年だもの」
「え?」
「はい!?」
「でもね。7年前会った時は今よりも怖いイメージがあって近寄る事さえ出来なかったわ」
「其れなのに、今は平気なの?」
「平気よ。怖くないと思えるようになったのは6年前くらいだけれど。お兄ちゃんがいない時は良くあの人と一緒にご飯を食べていたくらいだもの」
ていうか、よくご飯を作ってくれてたし、食べにも連れて行ってくれたしね
「ほへぇ~」
ゲームセンターで一通り遊んだあとCDショップに来たあたし達
「そういや茉白って歌とか聞かねーのか?」
「訊くことは訊くけど、何でですか?」
「いや。訊いてるイメージがねーからよ」
そういう事
「意外とロック系とか聞きますよ。あたし」
「「意外だ」」
その後別のゲームセンターでプリクラを撮ったりした後
「ツナー喉渇いた」
「はいはい」
椅子に座らせると
「あ、細かいのがない」
はぁ。なんてため息をついている沢田君に
「ツナー?」
「悪い。細かいのが」
「どれが飲みたいですか」
「ランボさんはねー」
「イーピンも!」
2人分の飲み物を買うと席に座らせてくれた沢田君
「ごめんね。ジュースのお金。今度」
「返さなくてさなくて大丈夫ですよ」
「でも」
「案内。してくれてるお礼です」
椅子に座るとあたしは水稲に入れている飲み物を飲み始め
「はい。ツナ君」
いやいや。なんて言っている沢田君を見ているのも楽しいもので
「ツナー。お腹すいた」
「イーピンも」
「そういや、お昼ご飯まだだったね」
「お弁当で良かったら食べる?」
「そんな、お弁当迄」
「「食べる!」」
沢田君の言葉を遮って食べると言った2人にお弁当を出すと、スプーンを取り出して2人の前に出す
「半分にするから待って居てくれる」
「それくらい我慢する!」
「えらいわね。我慢が出来て」
半分に分けて2人の前に出すとがっつくように食べていて
「相当お腹すいてたんだな」
「まぁ、小さい子供だもの仕方がないわ」