8話
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商店街に着くと既にハルちゃんや京子ちゃん達がいて
「あほ共は呼ぶなって言ったのに」
「ハヒ!?アホって誰ですか!?」
「凄い大所帯…」
「おい、ツナ」
そう喋ったのは変な帽子を被った赤ん坊で
「こんなはっきり喋れる赤ん坊が居るものなの?」
「俺の事か」
「他に誰が?」
「サボった分の勉強はねっちょりやるからな」
「ねっちょりやるのぉ!?」
ねっちょり?ねっちょりって、なんのこと?
「つーか。お前も制服着てるって事はツナたちと同じか」
「休んでしまったので。でもまぁ、あたしの場合、勉強を見て下さる方は居ますから」
「ハヒ!?そんな人が一緒にいるんですか?」
「一緒に住んでるわけじゃないけれどね“今は”」
「どういう事です?」
「お兄ちゃんも頭いいしお兄ちゃんの職場…まぁ、昨日あの事件現場居たから分かるでしょ?」
「昨日?」
「あーーーっ昨日の急に茉白ちゃんが震えだしちゃった奴ですか!?」
何でそこだけ覚えてるんだか
「そ。あの事件現場にいた眼鏡をかけた男の人。あの人も頭いいし」
「羨ましいですぅ」
「ただし、あの人だけは“見返り”を求めてくるからあまり頼まないけどね」
「見返りって何です?」
「いろいろ。だけど、見て貰うには十分でしょう?」
「いいなぁ」
「ツナ兄。僕ゲームセンター行きたい」
「おっいいな。勝負すっか?」
「負けねぇぞ。コラ」
なんて言ってる獄寺君に山本君
「ハルもぐら叩き、得意でーす」
そんな中、キョロキョロし始めた京子ちゃん
「どうかしました?」
「ランボ君がいない」
あたしの問いにそう答えてくれた京子ちゃん
「えぇー」
なんて言っているけど、
「イーピン、発見!」
そう指さした場所はペットショップで何の違和感もなくゲージに入れられていて
「違和感ないけどさ」
「でも普通顔があるんだから気づくでしょ」
そんな中、ゲージから出してもらいゲームセンターに行くと
「懐かしー」
「え?」
「ゲームセンター1回だけ知り合いに連れて行ってもらったんだよね」
「そうなんだ」
「因みに、1回ってどれくらい前?」
どれくらい?んーと悩んでいるとお兄ちゃんと中也君が出会った頃だから
「7年前くらいかな」
「大分前だね」
「俺達が小学生の頃か」
「そうだな」