17話
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内務省の車に乗り込むとなんの驚きもそいていない2人と赤ん坊はずっとこちらを見ていて
「彼らは」
「同じ学校の人間ですよ。ほら、あたしが今行っている学校の」
「あぁそうか」
「えぇ。あたしを再びマフィアに入れたいそうなので」
「だからですか。太宰君が茉白さんの消した経歴から必要な情報だけを出してほしいと頼んできていたのは」
「そういう事」
走り出している車の中でお兄ちゃんに連絡を入れると
“分かった”の返事が返ってきて
「例の子供たちは」
「今お兄ちゃんが探偵社にいるのでそっちに。1人昨日から熱を出していまして。与謝野女医に見て貰っているのです」
「そうですか」
ある料亭に着くと
「お前も一緒に来ていたのか。茉白」
「はい。森さんの所からご一緒させていただきました」
「今日の食事も一緒にと思ってな」
「そうですか」
一緒に仲に入れてもらうと
「茉白。太宰から話は訊いている」
「え?」
「例の子供たちを一時的に保護をしていると」
「はい」
「太宰はある程度自分の力量を自負しているがお前は無茶をする傾向があるのも我慢をし続けて限界を迎えるからな」
社長の言うことが当たりすぎていて何も言えないでいると
「まぁ、その前に太宰や織田が動いているのも知って居るから何も言わないが」
「福沢。彼女からは東京の学校に通っていると言われたのだが」
「はい。東京の学校に今は通ってもらっています。茉白には大分寂しい思いをさせているのだろうということも分かって居るのですが。
今回も月曜日まではこっちにいると本人から太宰には伝えていたようなので本人の好きなようにさせようと思っていますよ」
「そうか。時に茉白」
「はい」
「学校生活は如何だ。太宰とはこんなにも離れたことなんてないだろう」
「そうですね。確かにお兄ちゃんとこんなにも離れた学校生活をするなんて思っても無かったですし、離れたことも無かったのでどうしていいのか分かりませんでしたが
でも、後押しをしてくれたのは乱歩さんです」
「ほう」
「確かにあたしのお兄ちゃんは太宰治1人ですけど、探偵社にもポートマフィアにも、勿論特務課にだってあたしからしたらお兄ちゃん同然の人はいますよ。
だからこそ、安心して学校生活が遅れているのですし、異能力者を知らない人たちのいる学校にいるのも悪くは無いですよ」
「其れは良かった」
まぁ勉強に関しては頭のいいお兄ちゃんや乱歩さんがいる事もあって先に進んでいることも事実としてあるわけだけど
「そう言えば」
「どうかしたのか」
「ついこの間何ですけど、あたしと目が合ったボンゴレのある守護者の方にこう言われました。
“異能を持つ者に再び会えるとは”と“懐かしい面々”だと言われました」
「そうか」
「でもその方は20年後の世界から来ていると言われました」
「随分と先の未来から来た者がいるのだな」
「はい。どういうことなのでしょう?20年後なんて自分がどうなっているかなんてわからないのに」
「そうだな」
「確かに分からないがそう言われたという事に何か意味があるのだと思うという事にしておこう」
「へ?」
「お前がそう言われたことを話してくれたことは私たちにとっては大きな話だ」
「はい。なので社長にはと思っていたのです。探偵社には行こうとお兄ちゃんには話していたのも事実ですし」
「そうか。だが探偵社には津島からの客人も来ているぞ」
「小さなお客人でしょう?」
「あぁ」
「あの子たちはあたしとお兄ちゃんで保護している子供達です。津島の家から連れ出して来たあたしとお兄ちゃんの兄妹。そしてどちらかが異能力者であることも事実なのですが」
「そうか」
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