17話
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全員揃ったところで森コーポレーションの一部である医療施設に黒服の人たちに案内をされると
「やぁ、良く来たねぇ」
「今回はこちらでしていただけるという事で感謝しております」
「いや。感謝をするのならそこで機嫌悪そうな茉白ちゃんにこそ感謝をするべきだね」
「え?」
「どういう事?」
「勝手にこっちで遣るって決めてたくせに」
「まぁまぁ」
「本当、
「そう言うこと言わないの」
なんて言っている森さんに呆れていると
「いいなぁ、あんなお父さんがいてくれて」
「言っておくけどそう呼ばせてるだけだからあの人」
「ひっどぉい」
「酷くない」
施設の中に案内をされると
「そうだ茉白ちゃん。太宰君から訊いていると思うのだけれど、この間しているから今回は大丈夫だよ」
「へ?」
「何の問題も無かったしね。流石は茉白ちゃんだね」
「じゃあ、あたしはこれで自由にさせて貰いますよ」
「あぁ。構わないよ」
例の子供がいる入院施設は隣だろう。そう思って出ようとしたときだった
「太宰」
「はい?」
「あの…その…」
「はっきりしてくれる?」
「ランボはその…」
「無事よ。此処に森さんが来ている時点で安心は保障されているわ」
「え?」
「ツナー」
「獄寺。先生たちが呼んでるぞ」
「今行く」
離れて行ってくれたおかげであたしはすんなりと隣の入院施設に入ることが出来て
「すいません。関係者以外は」
そう入り口で止められることも想定内だ。まぁ森さんの事だから
昔ポートマフィア時代に使っていた暗証キーをかざすとすんなりと通れてしまい
「え?」
「一体あの方は」
「ポートマフィアの内部で見たことなんてないはずなのに」
なんて言葉が聞こえて来ていて
「さて、あの子供は」
なんて言っていると勢いよくぶつかってきた小さな子供
「こら!暴れるんじゃない!」
「厭だもんねー。もうあんな狭い部屋俺っち飽きちゃったもんね」
その声と喋り方は間違いなくあの子供だ
「元気そうで何より」
「へ?」
「でも」
子供を抱え上げると
「す、すいません。少し目を離したすきに…」
「ここは病院。走り回ってはここで入院している他の人や働いてくれている人たちに迷惑が掛かってしまうわ。
それと、目を離してはいけない子供から目を離すなんて事してはいけないのではないのですか?」
「申し訳ありません。太宰
「まぁ、この子もこれだけ元気ならもう少しで森さんも退院させそうな気がするわね」
「はい。食欲も確りありますので問題ないかと思われますが」
「そう。此れからは気を付けてね」
小さなこの子供を黒服に渡すと
「あまり無理はしては駄目よ。小さなボンゴレの守護者君」
「はへ?」
「そう言えば太宰さんはご一緒ではないのですね」
「まぁね。今日はあたしが此処に用があったついでだから見に来ただけだもの。もう帰るわ」
「そうですか」
「えぇ」
施設を出ると沢田君たちも丁度終わら得て出て来た所らしく
「あ、茉白ちゃん」
「本当だ。太宰さんだ」
「終わらせたの?」
「たった今だな」
あ、そう
「そう言えばランボは」
「元気よ。5分でいいなら会わせてあげるわ」
「一目会えればいいですぅ」
「彼らをこの中に通してくれる?5分だけ面会させましょ」
「ですが」
「あたしから森さんには話を通しておくから」
「しょ、承知いたしました」
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