15話
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「大空であるボスの使命だからです」
大空であるボスの使命?
「晴れ・雷・嵐・雨・霧・雲」
「全てに染まりつつ全てを飲み込み抱擁する事が大空の使命」
へぇ…一寸考えるの面倒だなぁ
お兄ちゃんと一緒で毒にも耐久があると思っていたのに
「守護者全員の命がボスに委ねられる戦い」
「それが大空戦なのです」
「委ねるってこんなの!」
「毒の進行を止める方法が1つだけあります」
止める…方法か
「守護者のしているリストバンドに同種類のリングを差し込むのです」
「リストバンドのへこみにリングを差し込めば内応されたデスヒーターの毒が解毒される仕組みになっています」
それはまた…
「そして大空戦の最終勝利条件は、大空のリングを完成させボンゴレリングを全て手に入れる事です」
そう聞こえたチェルベッロの発言に雲雀恭弥君と目が合ってしまうとやはり昔のお兄ちゃんを見ているよう。トンファーは使っていなかったけど
「このチェーンに6つの全てのボンゴレリングをセットできます」
「では最後に勝負開始後は部外者の外部からの干渉を一切禁止します。特殊弾も然りです」
「始めよう。早くしろ」
「先に此奴を片付ける」
相違言った沢田君の言葉ははっきりとしていて
開始されたと同時に立ち上がったあたしは、直ぐに解毒していて
「これで第一関門クリアと」
未だに膝をついている雲雀恭弥君にリングを渡せばそれであたしの役割はお終いだ
「何のつもり」
「だってあたしには必要ないもの。そんな物持っていたって仕方がないでしょう?
悪いけどあたしは行く場所が先にあるから」
「行く場所?」
「そう」
あの小さな子供を森さんに渡さなくてはいけない
「アイツ自分で解毒したんだな。だがどうやって」
「あり得ない。デスヒーターは野生の象ですら歩けなくしてしまう猛毒のはず」
「あり得ない話ではないだろうな」
「「「!?」」」
「何時から」
「最初からいたぜ?お前たち独立暗殺部隊が欲しがったアイツは異能力者だ。そしてあの木偶の妹だ。ある程度の毒の耐性なんて最初からついていやがる」
「「な!?」」
「そんな人間が本当にいるのか」
「いるから早々に自分で解毒したんだろ。早く連れて来いよ」
「え?」
「流石中也君。暫くここで見てようと思ったのに」
中也君の影からあたしが出て来たことに驚きを隠せていないチェルベッロ
「お前たちが欲した女はこういう女だ」
「酷くない?」
「酷かねぇよ。首領からの伝言だ」
「ん?」
「ボス?」
「今やって居るのがボス戦ですが」
「中也君の言っているのはポートマフィアの首領の事。で?森さんは何て?」
「ポートマフィアの医療設備で今すぐにでもあずかれる準備は出来ている。とのことだ。解毒したらすぐに連れて行く」
「「な!?」」
流石は森さん
「貴方方のしたことはそういう事ですけどね。子供1人の命すら奪う羽目になったらどうなるんですかね?」
「さぁな」
