15話
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「実は今年と来年の健康診断してくれるのがいつもの中山病院ではなく森コーポレーションが引き受けてくれることになった。
それに伴って来月修学旅行も神奈川という事もあって早めに行くこととする」
!?
「せんせー」
「それって」
「そして健康診断は木曜日ならと森コーポレーション側からの打診もあり、木曜日から月曜日まで横浜滞在とすることにする」
ふぅん…って聞いていたけど木曜日かぁ
なんて能天気に思っていると
「太宰は何故そんな嬉しそうなんだろうなぁ?」
「え?そりゃ勿論兄たちの傍にいられるとなれば嬉しいですよ?」
紅葉さんの予定さえ合えば言われていたお茶会も出来そうだけれど
「な!?」
「ちゃんと班を組んでおけよー」
それだけ言うと出て行ってしまった担任
「羨ましいですぅ」
「何が?」
「横浜にお兄さんがいるだなんて」
あー…お兄ちゃんたちを見ていないんだっけ?
こっちに来ているのも見ていないんだっけ
「皆さ、中也君を見た事在るでしょ?」
「こっちを案内した時だっけ」
「そう。中也君もねあたしからしたらお兄ちゃんと同じなんだよ」
「え?」
「お兄ちゃんと中也君が同じ年でね?もう7年の付き合いになるの」
「そんな古いお付き合いなんですか?」
「うん。だから大体の考えてることは分かっちゃうんだよね中也君」
「すごいですぅ」
そのくせ
ポートマフィアの内部じゃ幹部だし
料理を作らせたら逸品だし
乗ってる車は高級車だし
着ている洋服もブランドものばかりだし
「でもどうしてそんなすごい人と知り合えたの?」
「お兄ちゃんカミングアウトしたからもういっか」
「ん?」
「あたし、元ポートマフィアだから。しかも幹部補佐してたくらいだし」
「「え!?」」
「あ、意外だった?でもポートマフィアの人間と普通の子が話してたりしてたら疑い位はするでしょ?」
「まぁ…」
「でも、同じ組織にいたとなれば疑いなんてないでしょ」
「ないです…」
「それに元。だから今は関係ないけどね。7年前のあたしの保護者代わりをしてくれていたのがポートマフィアの首領で森コーポレーションのトップでもある森さんなんだよね」
「はひ!?」
「森さんまがいなりにもお医者様だし」
「そうなんですか!?」
「そう。きっとあたしが此処にいるのを知ってるから健康診断の打診をしてくれたんだと思うよ」
あたしはもうすでに終わらせてるけど
木曜日に横浜という事は水曜日に入って居ても構わないという事だろう
