14話
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「ゴーラモスカ。争奪戦後マーモンを消せ」
「全く君はマフィアの闇そのものですねザンザス」
「何?」
「君の考えている恐ろしい企てには僕ですら畏怖の念を感じますよ」
畏怖の念を感じるほど?
「お兄ちゃん何か分かる?」
「なんとなくね」
お兄ちゃんですらなんとなくだと言っている
「ん…」
「なぁに僕はその話に首を突っ込むつもりはありませんよ。僕は善い人間ではないですからね」
此方に振り返った六道骸君は
「ただ1つ。君より小さく弱いもう1人の後継者候補を」
「え?」
「あまり弄ばない方がいい。それは彼女も同じことでしょう」
その瞬間向こうの顔つきが変わったことは言うまでもない
「何故茉白まで弄ばない方がいいと思ったのだい?六道骸君」
「な!?」
「君はマフィアが嫌いだろう?それなのにマフィアの候補に入って居るその理由は」
「まぁ、その位警戒しておいていいでしょうね。僕もマフィアなどと慣れ合うつもりは無い。僕が霧の守護者になったのは、気味の体を乗っ取るのに都合がいいからですよ。沢田綱吉」
乗っ取るねぇ。下を見ている六道骸君は彼女を抱き上げていて
「そう言えばあの子供は如何してる?」
「今は病院に。酸素迄つけているよ」
「首領の言う事は守ったみてぇだな」
「森さんの言う事?」
「あぁ。こっちの守護者にガキがいるんだよ。意識を失ったガキを見てもらうのに茉白から連絡を受けたって訳だ」
「へぇ」
「会いたくなんてなかったけどねあの時は」
「そうも言っていたな。だけど首領がポートマフィアでお前の父親代わりをしていたことは間違いでもねぇだろ」
「そうだね。だからこそ出かけた時にまだ保護者だと言っていたけどね」
「そうかよ」
「雲の対決でもしそこの女が負けるような事があれば、全てをてめぇらにくれてやる」
「ザンザスがここまで言い切るという事はそれだけお前に自信があるという事だ」
「だけど茉白には戦う理由がない」
お兄ちゃんの言葉に険しい顔を見せている敵のボス
「茉白は今は探偵社員だ。マフィアに入れさせる機などは無からないよ」
「何だと」
「これ以上茉白を巻き込まれんのはごめんだからな。言っておく。茉白は太宰の言ったように今は探偵社員だ。だがその前はポートマフィアで補佐の仕事をしていた。下っ端の補佐から俺達幹部の補佐迄な」
「嘘だろ」
「嘘じゃねぇ。この間横浜で俺と太宰。そして茉白が出ていた時も茉白は補佐の役割をしっかりとしていたからな。まぁ実際こいつらが戻って来てもいいように幹部の椅子も補佐の席も開けられているわけだしな」
「「な!?」」
「戻るつもりは無いのだけれど」
「茉白はいつでも帰って来そうだけどな。俺も姐さんもヴェルレエヌもいるしな」
まぁ確かにいるんだけど
「戻るつもりは無いし、伊太利のマフィアに入るつもりもないよ。だからあたしに渡されていたリングも早々にお返ししたでしょう」
「それで俺達が納得できるとでも思ってんのかよシシ」
「納得できない?あたしが散々過去にしてきたことが白紙だからと言ってそれが表向きだと思わないのですか?」
「何を言ってやがる」
「あたしの散々してきた過去の経歴はちゃんとにポートマフィアに残っていますよ。それも幹部が確りと保管してくれている」
「な!?」
「莫迦な」
「本当の事よ。補佐と言えど仕事は仕事。ちゃんとにこなしていたもの。ねぇ?お兄ちゃん」
「そうだねぇ」
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