14話
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まだ?
「ん?」
「少し遊んでやれば図に乗りやがって」
元に戻って居るアルコバレーノの姿
あれで遊んでいたんだと思わされてしまった
「僕の血からはまだまだこんなものでは…」
「!?」
何が起こったの?さっきまで
「茉白。幻覚に惑わされるなよ」
「え?」
「どっちも幻術を使う人間同士だ。お前まで惑わされるな」
「ご存じですよね?」
「ん!?」
「幻術を幻術で返されたという事は知覚のコントロール権を完全に奪われたことを意味している」
そう言えばあのアルコバレーノも同じことを最初に言っていたような気がする
その瞬間蛇がアルコバレーノの首に巻きついていて
「うげっ辞めろっファンタズマ」
「さぁ、力とやらを見せて貰いましょうか」
「ぐううっ」
幻覚で出来た床がはがれている様子が見えていて
「さぁ」
「むぎゅう」
「あぁっ落ちるっ」
「大丈夫か?ツナ」
幻覚なのにはがれた床から落ちそうになっている沢田君と沢田君の腕を掴んでいる山本君の姿
「ありがとう山本」
こっちにいるアルコバレーノは慣れたようだけれど
「むぐぅ」
「クハハハハ。どうですか?アルコバレーノ。僕の世界は」
其の儘アルコバレーノの口から体内に非あって行った六道骸君
「うげ…」
でもその衝撃はあたし達だけではなく、こっち側も向こう側も驚いているようで
「此処までする必要って…」
双黒よりも厄介かもしれない。あの男は
「やめろ…死ぬ」
そう言ったアルコバレーノ
「死ぬぅ」
「君の敗因はただひとつ。僕が相手だったことです」
その瞬間体内ごと吹き飛んでしまったアルコバレーノ
それもお互いに衝撃だったようだ
「今度こそ決着だね」
「だな」
「え?」
「勝ったのはきっと六道骸君だし」
「えぇ!?」
幻覚を消し床に着地した六道骸君はリングを完成させていて
「これでいいですか?」
「霧のリングはクローム髑髏(六道骸)のものとなりましたので、この勝負の勝者はクローム髑髏とします」
ふーん
「皆に背を向けたお兄ちゃんたちとあたし
「あのバイパーが」
「粉々かよ」
「まさか」
「心配無用と言っておきましょう」
「え?」
「あのアルコバレーノはこの勝負で負けた段階で逃げているのですよ」
「人を散々誘っておきながら自分が負ければ逃げる」
「本当負け狗のようだね。伊太利のマフィアも。ポートマフィアの足元にも及ばない」
「何…」
「駄目だよお兄ちゃん」
「そうだぜ辞めておけ。てめぇの頭脳に勝てる奴なんざ、そうそういるわけじゃねぇ」
「誉めても何もでないことくらいキミなら知って居るだろう」
「ったりめーだ」
「どういう」
「彼は最初から逃走用のエネルギーを使わないで取っておいた。抜け目のないアルコバレーノだ」
