14話
名前を入れて読んでね
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「お前たちの前でね」
鎖が外れて下に落ちると
「ファンタズマ行こう」
また随分と気色の悪い名前だ事で
「蛙が!」
「なんだぁ?」
「奇怪な」
蛇みたいな形の動物が口に尻尾を咥えた事で輪っかになっていて
「へぇ、おしゃぶり光るんだ?不思議な現象だね」
「あの巻蛙と藍色のおしゃぶり。生きてやがったのかコラ」
「矢張りな。奴の正体はアルコバレーノ、バイパー」
一体何人この赤ん坊がいるんだか
「う、浮いてる。彼奴もアルコバレーノなの?」
「あぁ。彼奴も最強の赤ん坊、アルコバレーノだ。コラ」
「藍色のおしゃぶりのバイパー。アルコバレーノいちのサイッキック能力を持つとも言われる。術師だ」
「サイキックって超能力じゃないっすか」
「お前たちは驚かないんだな」
「あたし達が驚く要素が何処にも無いもの」
「だねぇ」
「だな」
「な!?」
「そんなオカルトな」
「戦いの最中に行方不明になったと訊いていたが。しかし何で今までおしゃぶりが光らなかったんだ。コラ」
「よく分からねぇが」
「最強の赤ん坊でもわからないのかい?」
「お兄ちゃんは何か分かったの?」
「あの鎖だよ」
鎖?
「君たちのそのおしゃぶりが光ったのはあの鎖を解いてからだ。あの鎖でおしゃぶりの機能を封じ込めていたのだよ。恐らくね」
な!?
「お前たちには分からない研究の副産物さ。お前たちとは違って僕は怠らなかったからね。呪いを解く努力を」
「呪い?」
「何の事?」
「ヤバいぜ。あの莫迦相手じゃ並みの術師じゃ敵いっこないぜコラ」
「なめんなよコロネロ。クロームは並みの術師なんかじゃねぇぞ」
「誰だろうと負けない」
そう言い放った彼女は棒を振りかざしながら相手に挑んでいるものの相手には当たる気配がない
「無駄な動きが多いな」
「何?」
「やっ」
その言葉と同時に別空間から出て来た蛇に巻きつかれているアルコバレーノに向かって言ったけど
「無理だな」
「え?」
「うん。無理だね中也の言う通り」
「何を」
「見ていれば分かる」
その矢先アルコバレーノのおしゃぶりが光ったと思ったら蛇ごと吹き飛ばされた彼女
「嘘だろ」
「あ…」
「僕もそろそろ力を解放するよ」
力の開放?
「君の正体はその後でゆっくりと暴こう」
そう言った矢先に彼女が房から放った火柱はあちこちに出来ていて
「やった」
「直撃だぜ」
「まだまだだぞ」
「まだだな」
「え?」
そんな中火柱から出て来たアルコバレーノは傷1つ出来ていなくて
「確かに君の幻覚は一級品だ。一瞬でも火柱にリアリティを感じれば焼け焦げてしまうほどにね」
